「恥を知らねば恥かかず」の意味
【ことわざ】
恥を知らねば恥かかず
【読み方】
はじをしらねばはじかかず
【意味】
もともと恥ずかしいという心を持っていない者は、どんな恥ずかしい目に遭っても平気だという意味。そんな者に廉恥心を期待するのは無駄だということ。
自分の行動をちょっとは恥じらいながら、人としてどうなの?って思う心があることが大事ってことやね。恥を知ることが、実は人としてえらい大事なんやな。
「恥を知らねば恥かかず」の解説
「恥を知らねば恥かかず」という言葉は、恥の感覚がない人は、どんなに恥ずべきことをしても恥じない、という意味だよ。つまり、恥を感じることができない人は、自分がどれだけ失礼な行動をしていても、全く気にしないということ。でも、本当はその行動自体が、とても恥ずかしいことで、周りの人たちはその人の行動を良く思っていないことが多いんだ。
たとえば、公共の場で大声で話したり、マナーを守らなかったりする人がいるとしよう。そういう人は、自分が周りにどんな影響を与えているのか、またはどれだけ不快にさせているかを全く気にしていないかもしれないね。そんな人たちは、「恥を知らねば恥かかず」という言葉で表されるように、自分の行動が恥ずかしいことだという自覚がないんだ。
この言葉は、恥を知ることの重要性を教えてくれるんだよ。恥を知ることは、社会生活を送る上でとても大切なこと。それは、自分の行動が他人にどんな影響を与えるかを理解し、より良い人間関係を築くために必要なんだ。だから、恥を知ることは、実は人としての成長や社会での生活において、重要な役割を果たすんだよ。
「恥を知らねば恥かかず」の使い方
「恥を知らねば恥かかず」の例文
- 恥を知らねば恥かかずというけれど、彼女は、おへそを出したあの服がとても格好が良いと思っているから、何を言ってもやめないと思うよ。
- 恥を知らねば恥かかずというけれど、彼は小学校六年生にもなって掛け算の仕組みがよくわからないことを恥ずかしいことだとは理解していないから、自分から勉強しようとは思わないんだよ。
- 恥を知らねば恥かかずというけれど、あんな恥知らずな発言をする人に、常識的なことを求めても無駄だと思うかえら、あえて進言しにはいかないよ。
- 恥を知らねば恥かかずというけれど、彼は、今までの人生で、たくさんの失敗をして、たくさんの恥をかいてきたから、今の成功した彼があるんだし、恥を知らなかったら、こうはなっていなかったと思う。
- 恥を知らねば恥かかずという言葉があるけれども、彼のやっていることはいつも滅茶苦茶で、彼の親は、彼を甘やかしてばかりいないで、恥ずかしいという事を教えるべきだと思う。
本当に恥ずかしいのは、そういう恥の感覚を持たないこと自体なんだ。