「比目の魚」の意味(出典・類義語)
【ことわざ】
比目の魚
【読み方】
ひもくのうお
【意味】
夫婦の仲がよいこと。仲睦まじくはなれないこと。
「比目」は、目を並べていっしょに行くこと。
へぇ〜、比目魚かいな。二枚一組でピッタリ合うみたいに、夫婦もいい関係でいるってことやね。まるで、一緒になって一つの大きな絵みたいに、お互いを支えあってるってわけや。
そういう仲のいい夫婦を見てるとほっこりするわ。比目魚みたいに、ずっと一緒にいられる仲の良さ、目指したいもんやな。
【出典】
「戦国策」
【語源由来】
想像上の魚、比目魚は、目が一つしかないため、二匹で並んで初めて泳ぐことができるということから。
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「比目の魚」の解説
カンタン!解説
「比目の魚」という言葉は、比目魚(ひらめ)が二匹で一緒に泳ぐという様子から来ているんだよ。これは夫婦やカップルがとても仲が良く、いつも一緒にいることを表すたとえ話なんだ。
比目魚は見た目が平たくて、二匹が並んで泳ぐとまるで一枚の大きな魚のように見えることがあるんだ。このことから、「比目の魚」は夫婦や恋人同士が仲良く手を取り合って生活している様子を美しく表現しているんだね。
たとえば、おじいちゃんとおばあちゃんがいつも手をつないで散歩しているのを見たり、お父さんとお母さんが一緒に料理をしているのを見ると、「比目の魚」みたいに仲が良いなって感じるよね。この言葉は、そういうふうにいつも支え合っている夫婦やパートナーの関係をとても美しいものとして讃えているんだよ。
「比目の魚」の使い方
ともこちゃんの両親は、また二人で旅行?
子どもがあきれるくらい仲がいいのよ。
まるで比目の魚みたいだね。
私も結婚したら、そういう夫婦になりたいわ。
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「比目の魚」の例文
- 彼らはいつも支え合っていて、まさに比目の魚のような夫婦だ。
- 祖父母の間柄を見ていると、比目の魚という言葉がぴったりだと思う。
- 離ればなれになっても、彼らの絆は揺るがない。まるで比目の魚のようだ。
- この絵は、比目の魚をモチーフにして、深い愛情を表現しています。
- 会うたびに、彼らの仲の良さが伝わってくる。比目の魚の例えがぴったりの夫婦だ。
比目魚は、左右対称に見える二枚の身を持っているように見える魚で、この特徴から、互いに寄り添い合って生きる仲の良い夫婦の姿を表しているんだよ。