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【人はパンのみにて生くるものに非ず】の意味と使い方や例文(語源由来・英語訳)

【ことわざ】
人はパンのみにて生くるものに非ず

【読み方】
ひとはぱんのみにていくるものにあらず

【意味】
人は物質的な満足を得るだけではなく、精神的な支えがあることで、充実した生活を送ることができるというたとえ。

【語源・由来】
「新約聖書・マタイ伝四章」にある。
「人はパンだけで生きるのではない。神の口から出るすべての言葉によって生きる」とあるのに基づく。
イエスは40日間の断食のあとに、悪魔の最初の誘惑を退けるためにこの言葉を旧約聖書より引用した。

【英語訳】
A person shall not live by bread alone.
Man shall not live by bread alone.

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「人はパンのみにて生くるものに非ず」の使い方

健太
もっとたくさんお金が欲しいな。
ともこ
健太くんは、たくさんのお金をどうするの?
健太
豪邸を建てて、高級車を何台も買って、毎日豪華な食事を食べるんだ。
ともこ
人はパンのみにて生くるものに非ずよ。

「人はパンのみにて生くるものに非ず」の例文

  1. そんなにお金に執着しないほうがいいよ。人はパンのみにて生くるものに非というじゃないか。
  2. 人はパンのみにて生来るものに非ずだから、もっと心を豊かにするような生活をしたいと思っている。
  3. 財産などなくなってもいいじゃないか。人はパンのみにて生くるものに非ずだよ。
  4. 人はパンのみにて生くるものに非ずというから、たまには音楽のコンサートへ行って芸術に触れてみよう。
  5. 豪邸を建てて高級家具を揃えたけれど、誰も訪ねては来ない。人はパンのみにて生くるものに非ずとはこのことをいうのか。
人間はさまざまなものを食べて生きて行くという意味で使うのは誤り。
「人はパンのみにて生くるものに非ずというように、毎日栄養バランスの取れた食生活を心がけることが大切だ。」と使うのは誤り。

まとめ

経済的に豊かになることは、生活をするために必要なことではないでしょうか。
しかし、物質的に豊かになることばかりではなく、精神的に豊かになることもとても大切ではないでしょうか。
人はパンのみにて生くるものに非ずということを心がけて、生活をしたいものですね。


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