【ことわざ】
惚れて通えば千里も一里
【読み方】
ほれてかよえばせんりもいちり
【意味】
愛しい相手に会いに行く時には、どんなに遠い道のりでも苦にならないということ。
惚れた相手に対して、自分が好きですることは、どんな苦労でも苦にならないということ。
【語源・由来】
俗謡「惚れて通えば千里も一里、会わずにもどればまた千里」惚れた恋人に会うためなら、千里もの道のりも一里ほどにしか感じない。また、千里もの道のりを歩いて恋人に会いにきたのに、会えずに帰る時にもまた千里の道のりを歩く。ということから由来しているとされる。
【類義語】
−
【対義語】
–
【英語訳】
Love laughs at distance.
It is 1,000 ri (unit of distance) again if I come back without meeting.
「惚れて通えば千里も一里」の使い方

健太くん、最近隣町の公園までわざわざ通っているみたいだけど、急にどうしたの?

実は、前に遊びに行ったときに見かけた女の子に、もう一度会いたくて通っているんだ。

大分遠い場所だけれど、惚れて通えば千里も一里ということね。

毎日通っていれば、きっといつか会えるはずさ。
「惚れて通えば千里も一里」の例文
- 週末は片道3時間かけて、恋人に会いに行っている。惚れて通えば千里も一里ということだ。
- 惚れて通えば千里も一里というけれど、恋人と別れたあとに思い出すと、とても大変なことをしていたことに気づいた。
- 彼は休みの日になると、恋人に会いに行くために、4時間も車を走らせるらしい。惚れて通えば千里も一里というやつだ。
まとめ
好きになった相手には、なんでもしてあげたいと思うことがあるのではないでしょうか。
惚れて通えば千里も一里というように、会いに行く距離が遠かったとしても、近く感じてしまうのですね。
それほど夢中になれる恋愛ができるということは、素敵なことではないでしょうか。