「衣は帛を重ねず」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
衣は帛を重ねず
【読み方】
いははくをかさねず
【意味】
贅沢をせず質素倹約をすること。
「帛」は、絹の織物のこと。
「衣は帛を重ねず」ということわざは、無駄な贅沢を避けて、生活を慎重に、そして控えめにすることを表しているんだよ。
あー、つまり、「お金をドバドバ使わずに、控えめに過ごす」ってことか。
せっかくあるお金も、あっという間に飛んでいくから、大切に使わんとな。このことわざは、そんな節約生活の大切さを教えてくれてるんやな。
【語源・由来】
「尹文子」大道から。絹の着物を二枚重ね着しないという意から。
【類義語】
・衣は采を重ねず
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「衣は帛を重ねず」の解説
カンタン!解説
「衣は帛を重ねず」という表現は、無駄な贅沢を行わず、質素で慎ましい生活を意味しているんだ。
「帛」は、絹のことを指し、古代中国では非常に価値のあるものだったんだ。
つまり、この言葉は「絹の衣を重ねて着る」という、当時としては非常に贅沢な行為を避けるべきだという教えを伝えているんだ。
この表現は、物質的な贅沢を追求するよりも、心の豊かさや人間性を大切にすべきだという価値観を表しているんだね。
「衣は帛を重ねず」の使い方
貯金が目標額たまったよ。
衣は帛を重ねずを心がけていたもんね。
コツコツ貯めてよかったよ。
衣は帛を重ねずがお金持ちへの第一歩よね。
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「衣は帛を重ねず」の例文
- 壊れたものは自分で直し、破れた服は繕い衣は帛を重ねずの生活をする。
- 衣は帛を重ねずの暮らしをしているが、ここまでいろんなものが高騰すると節約できるところがなくなる。
- 健太くんはあまりお金を使わず衣は帛を重ねずだったが、奥さんは対照的に浪費家だった。
- 彼は衣は帛を重ねずという人だったから、相当遺産があったようだ。
- 衣は帛を重ねずの彼にも趣味が一つだけあり、それには少々お金をかけていたようだ。