「犬骨折って鷹の餌食」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
犬骨折って鷹の餌食
いぬほねおってたかのえじき
【意味】
苦労してあげた成果を他人に奪われること。


せっかく犬が頑張って追い出した獲物を、さっと鷹が横取りするんやな。これは、努力したことが報われへん場合もあるってことを教えてくれてるんやな。
【語源・由来】
鷹狩で犬が草むらから追い出した獲物を鷹にさらわれる意から。
【類義語】
・犬が追い出した鶉を鷹が捕る
・大骨折って鷹の餌になる
「犬骨折って鷹の餌食」の解説
「犬骨折って鷹の餌食」っていうことわざは、自分が一生懸命に手に入れようとしたものが、いきなり他の人に横取りされてしまう状況を描いているんだよ。
例えば、サッカーの試合でね、自分がすごく頑張ってボールを奪ったんだけど、そのボールをゴールにシュートする前に、チームメイトがいきなりボールを取ってゴールを決めてしまった、なんてことを考えてみて。
ことわざの中の「犬」と「鷹」は、実は狩猟の時の話からきているんだよ。「犬」が大変な努力をして獲物を追い出したんだけど、その獲物を最後に捕まえるのは「鷹」なんだよね。だから、自分の努力が他の人に利益をもたらしてしまう状況を表しているんだよね。それが「犬骨折って鷹の餌食」っていうことわざの意味なんだ。
「犬骨折って鷹の餌食」の使い方




「犬骨折って鷹の餌食」の例文
- がんばってゲットしたレアカードが犬骨折って鷹の餌食となり、弟の手に渡った。
- 買収が決まりかけていたのに、犬骨折って鷹の餌食となった。
- 今回は犬骨折って鷹の餌食だったがあきらめない。もっといい獲物を見つける。
- 最期の最期に油断してしまい犬骨折って鷹の餌食になった。
- 犬骨折って鷹の餌食とは悔しい。絶対に許せない。奪い返してやる。
























