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【犬も朋輩鷹も朋輩】の意味と使い方や例文(語源由来)

犬も朋輩鷹も朋輩

「犬も朋輩鷹も朋輩」の意味(語源由来)

意味【ことわざ】
犬も朋輩鷹も朋輩

「朋輩」は、「傍輩」とも書く。
「鷹も朋輩犬も朋輩」ともいう。
【読み方】
いぬもほうばいたかもほうばい

【意味】
地位が異なっても同じ主人に仕えるものは同僚だということ。

「朋輩」は、仲間。同僚。
ことわざ博士
「犬も朋輩鷹も朋輩」ということわざは、役割や地位が違っても、同じ主人に仕える者は同僚であるという意味だよ。

鷹狩りでは、犬と鷹はそれぞれ異なる役割を果たすけれども、同じ主人に仕える者としての立場は同じなんだ。

助手ねこ
そやな、これはつまり、「役割が違っても、働く場所が同じなら、みんな同僚」ってことやな。

鷹狩りで犬と鷹は全く違うことをしてるけど、同じ主人に仕えてるから、みんな仲間やな。これは、違う役割でも同じ目的のために働いてるなら、みんな同じ立場やと教えてくれてるんやな。

【語源・由来】
狩りの時に使われる犬と鷹は、役目は違っても同じ主人に仕える仲間だという意から。

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「犬も朋輩鷹も朋輩」の解説

カンタン!解説
解説

「犬も朋輩、鷹も朋輩」っていうことわざは、みんなが同じ目的や主人のために働いているなら、役割や立場が違っても、同じ仲間だよっていう意味なんだ。

たとえばね、サッカーチームで考えてみて。選手たちはピッチで走り回ってゴールを狙うけど、コーチは戦略を立てて指示を出すよね。それぞれの役割は全然違うけど、みんなは同じチームの一員で、同じ目的、つまり試合に勝つことを目指しているんだ。

このことわざは、昔の鷹狩りから来ていて、犬と鷹は役割が違っても、どちらも主人の命令に従って働いていたんだよ。だから、「犬も朋輩、鷹も朋輩」っていうのは、みんなが同じ主人に仕えているなら、立場や役割が違っても、みんな同じ仲間だよっていうことを教えているんだね。

「犬も朋輩鷹も朋輩」の使い方

健太
計画がとん挫しそうだ。
ともこ
ピンチね。今は、犬も朋輩鷹も朋輩と思って一致団結する時ね。
健太
派閥も地位も関係なく手に手を取って協力しないとね。
ともこ
みんなでこのピンチを乗り切るわよ。
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「犬も朋輩鷹も朋輩」の例文

例文
  1. 皆同じ会社の社員なのだから、犬も朋輩鷹も朋輩で仲良くしようよ。
  2. あの部署は出世コースとかそうじゃないとかどうでもいい。犬も朋輩鷹も朋輩という。全員この会社の大事な仲間だ。
  3. 犬も朋輩鷹も朋輩だから、意見がある時は遠慮せず言って欲しい。それが会社のためになる。
  4. 犬も朋輩鷹も朋輩と考えることができる会社はいい会社と言える。
  5. 学閥なんて関係ない。犬も朋輩鷹も朋輩、皆同じだ。

「犬も朋輩鷹も朋輩」の文学作品などの用例

お前さんは光井さんと心安いようではあるし、犬も朋輩、鷹も朋輩、いわば朋輩同士のことだから、なんとかわたしに手伝って、そのお鷹を早く見つけ出す工夫をしてくれませんか。(岡本綺堂の半七捕物帳より)


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