【ことわざ】
一寸の光陰軽んずべからず
【読み方】
いっすんのこういんかろんずべからず
【意味】
人生は短いのだから、わずかの時間でも無駄にしてはならないといういましめ。
「光陰」は、日と月のことで時間を現している。
【語源・由来】
中国の朱子の詩「偶成(ぐうせい)」
「少年老い易く学成り難し(わかい時期は短いのに学問は完成しがたい)、一寸の光陰軽んずべからず」に基づく。
【類義語】
・時は金なり(ときはかねなり)
【英語訳】
Art is long,life is short.
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「一寸の光陰軽んずべからず」の使い方

先週おばあちゃんの家に遊びに行ったら、将来なにになりたいか聞かれたんだ。

健太くんはなんて答えたの?

サッカー選手もいいけど、お医者さんになりたいと答えたよ。

すぐにでも勉強しなきゃいけないわね。一寸の光陰軽んずべからずだわ。
「一寸の光陰軽んずべからず」の例文
- 祖父に、若いうちにしっかり勉強しなさい、一寸の光陰軽んずべからずべですよ。と、教えられた。
- 大学へ進学を考えているのなら、遊んでばかりいないで勉強をしなさい。一寸の光陰軽んずべからずだよと母に言われている。
- 一寸の光陰軽んずべからずというように、研究に励もうと思っている。
- 受験が終わったけれど、一寸の光陰軽んずべからずといって、のんびりしているわけにはいかない。
- 兄は遊びに忙しいようだ。僕は一寸の光陰軽んずべからずだと思い勉強をしよう。
まとめ
楽しいことをしている時には、時間が経つのが早いと感じるのではないでしょうか。
しかしなにをしていても時の流れは変わらずに、止まることもありません。
人生という限られた時間を、大切に使いたいものですね。