「諍い果てての契り」の意味(類義語)
【ことわざ】
諍い果てての契り
【読み方】
いさかいはててのちぎり
【意味】
喧嘩のあとで仲良くなる。
問題が解決した後になって解決策を出しても、もう遅いわな。問題が起こる前にちゃんと準備をしておくことが大事やな。タイミングってほんまに大切やな、これは。
【類義語】
・喧嘩の後の兄弟名のり
・雨降って地固まる
・雨の後は上天気
「諍い果てての契り」の解説
「諍い果てての契り」っていうことわざはね、もうケンカが終わってしまった後に、そのケンカで使うはずだった棒を持ってくる、つまり、もう遅すぎて役に立たない行動をすることを指すんだよ。
例えばね、サッカーの試合が終わってから、「あ、ボールを持ってくるの忘れてた!」って言うみたいなことだよ。もう試合は終わっちゃったから、そのボールは全く役に立たないんだよね。
だから、「諍い果てての契り」は、もう時間が過ぎて、その行動が全く役に立たないときにやることを指すんだ。時が経つと、その行動が役に立たなくなることが多いから、大事なことはタイミングを逃さずにすぐやるべきだよね、っていう教えをくれることわざなんだよ。
「諍い果てての契り」の使い方
「諍い果てての契り」の例文
- 諍い果てての契りというが、戦争はまた別で憎しみしか生まない。
- 喧嘩の後に兄弟杯を交わした彼らは、まさに諍い果てての契りだ。
- 諍い果てての契りとなるなら喧嘩も悪くない。
- 禍を転じて福と為すように、諍い果てての契りとなった。
- 諍い果てての契りというが、五回も川中島の戦いを繰り広げた謙信と信玄は契りを交わすことができたのだろうか。できたから敵に塩を送ったのか。