「いやいや三杯」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
いやいや三杯
【読み方】
いやいやさんばい
【意味】
口ではいやいやと遠慮するが、本心と違うことをいう。
そうなんや。つまり、「口では遠慮してるけど、結局は受け入れてしまう」ってことやな。
外面だけは遠慮しているけど、心の中ではそうでもないんやな。これは、自分の本当の意志をちゃんと伝えることの大切さを教えてくれてるんやな。
【語源・由来】
他人に酒を勧められると口先では辞退しながら実際には何杯も飲んでしまう意から。
【類義語】
・いやいや三杯十三杯
・いやいや三杯逃げ逃げ五杯
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「いやいや三杯」の解説
カンタン!解説
「いやいや三杯」っていうことわざはね、自分では「もういいよ、これ以上飲まないでね」と言っているけど、誰かに勧められると結局、何杯も飲んでしまうことを指すんだよ。
たとえばね、おじいちゃんやおばあちゃんが「もう、これ以上は飲まないでおこう」と言いながらも、お茶を何杯もすすってしまうような場面を想像してみて。そういうときに使うんだよ。
これは「遠慮は口先ばかり」っていう意味も含んでいて、口では「いや、もう大丈夫」と言いつつも、結局は相手の勧めを受け入れてしまうような状況を指しているんだよね。だから、「いやいや三杯」っていうのは、口で遠慮するけど、実際は遠慮してないってことを表しているんだよ。
「いやいや三杯」の使い方
もう無理だよ。No,thank youだよ。
いやいや三杯でしょう?遠慮しないでよ。
遠慮してないよ。これ以上食べたら吐くよ。
顔色がわるいわね。本当に要らないなら要らないとはっきり言ってよ。
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「いやいや三杯」の例文
- 彼はいつもいやいや三杯で、意外と厚かましい。
- いやいや三杯だと思って無理に飲ませたら、彼は下戸だった。
- いやいや三杯なのか本当に飲みたくないのか、日本人はわかりにくい。
- 「いやいや結構です」と言いながら、いやいや三杯どころか五杯も十杯も飲むんだよ。
- 彼のいやいやは、いやいや三杯だから本当は飲みたいんだよ。察してあげなよ。
つまり、遠慮しているのは言葉だけで、実際にはそれほど抵抗していない、という状況を描いているんだ。