「常着よしの晴れ着なし」の意味(類義語)
【ことわざ】
常着よしの晴れ着なし
【読み方】
じょうぎよしのはれぎなし
【意味】
常に上等な服を着ているので、いざという時に着る晴れ着がないということ。けじめのなさを戒めることば。
普段から上等な服を着てると、特別な日に着る服がなくなるってことや。日常と特別な日で服装に違いを持つことの大切さを示してるんや。毎日同じような高品質の服を着るのではなく、普段着と晴れ着を使い分けることが重要やってことやね。特別な日のための特別な服装が大事やってことを教えてくれる言葉やな。
【類義語】
・常常綺羅の晴れ着なし
「常着よしの晴れ着なし」の解説
「常着よしの晴れ着なし」という言葉は、日常的に高級な服や上等の衣服を着用しているため、特別な場面で着るべき特別な服がない、という状況を表しているんだよ。この表現は、普段からあまりにも派手やかなり高価な服を着ていると、特別な機会に対して区別をつける服がなくなるという意味を含んでいるんだね。
このことわざは、普段の生活と特別な場面での服装に適切な区別をつけることの重要性を教えてくれているんだ。たとえば、日常的に非常におしゃれで高級な服を着ている人が、結婚式や式典のような特別なイベントで、さらに格上の服を着る必要がある場合、既に日常で着ている服が高級であるため、その区別が難しくなるんだ。
「常着よしの晴れ着なし」という言葉は、日常と特別な日の間に適切なバランスを持つこと、そして普段から過度に贅沢をしないようにすることの重要性を示唆しているんだよ。普段と特別な日を区別することで、特別な日の特別感を大切にすることができるんだね。
「常着よしの晴れ着なし」の使い方
「常着よしの晴れ着なし」の例文
- ハレとケを分けないと、常着よしの晴れ着なしではだめだ。
- 時と場合に合わせたお洒落をしよう。常着よしの晴れ着なしは本当のおしゃれとは言えない。
- 区別をつけずに毎日晴れ着を着るのはおかしい。常着よしの晴れ着なしで愚か物だ。
- 毎日いい服を着ているので、晩餐会に着ていく服がなくて困る。常着よしの晴れ着なしだ。
- 彼女はステージ衣装のような華やかな服を好み毎日着ているが、常着よしの晴れ着なしというようにいざという時困らないだろうか。