【ことわざ】
上手昔より上手ならず
【読み方】
じょうずむかしよりじょうずならず
【意味】
何事においても始めから上手な者はいるわけではなく、それぞれに苦労と努力を重ねた結果であるということ。努力の大切さを教える言葉。
【類義語】
・沙弥から長老にはなれぬ
・端から和尚
・生まれながらの長老なし
【スポンサーリンク】
「上手昔より上手ならず」の使い方
ともこちゃんはいつもテストで100点だよね。きっと生まれつき頭がいいんだよ。僕と頭の作りが違うんだよね。
上手昔より上手ならずよ。私だって健太くんと同じように、小学校入学までひらがなを読めなかったし、九九も知らなかったわ。努力をしたからよ。
ともこちゃんは塾に行っていないよね?
そうよ。でも自分なりに工夫をして、家で勉強をがんばっているわ。だから健太くんもあきらめないでがんばって。
「上手昔より上手ならず」の例文
- 彼は昔から天才だったわけじゃない、上手昔より上手ならず、負けたくないという気持ちで努力を重ねてきた結果なんだよ。
- 健太くんのあの技は、一朝一夕では身につかない、上手昔より上手ならず、相当努力したんだと思うよ。
- 上手昔より上手ならず、オリンピック選手を見て、あんな風になるなんて自分には無理だなんてあきらめないで。
- 私だって最初から料理がうまかったわけじゃない、上手昔より上手ならず、いつもフライパンを焦がしていたものよ。
- 上手昔より上手ならず、あきらめないで続けることが上手につながるんだよ。