「蛙の行列」の意味(語源由来)
【ことわざ】
蛙の行列
【読み方】
かえるのぎょうれつ
「かわずの行列」ともいう。
【意味】向こう見ずで無謀なことをすること。また、そのような人々の集まりをいう。
あー、それは要するに、「みんなが同じ方向に向かって、考えもせずに突っ走っとる様子」みたいなことやな。
周りがどうしてるかも気にせず、ただ一直線に進んでいくから、結局何も見えひんってわけか。これは、物事をするときには、周りの状況もよく見て、ちゃんと考えることの大切さを教えてくれるんやな。
【語源・由来】
蛙があと足で立つと、目が後ろ向きになって前が見えないことから。
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「蛙の行列」の解説
カンタン!解説
「蛙の行列」っていうことわざ、知ってるかな?これはね、蛙が後ろ足で立つと、後ろ向きになるから、前が見えないんだって。だからこのことわざは、自分がどこに向かっているのかわからない、向こう見ずなことや、そういう人たちが集まる様子を表しているんだよ。
たとえばね、みんなで楽しそうに遊んでいるからといって、何も考えずにそのまま参加してしまったけど、途中で「これは自分に合わないな」と気づいたことはないかな?そういう時に使う言葉なんだよ。
また、何も考えずにみんなでどこかに行ってしまうような集まりも「蛙の行列」って言うことがあるんだ。
つまり、このことわざは、自分が何をしているのか、どこに向かっているのかちゃんと考えることが大切だよ、と教えてくれるんだね。何事も、先をよく考えてから行動することが大切だってことを忘れないようにしようね!
「蛙の行列」の使い方
冬山に登るの?蛙の行列ね。
雪男を見つけたいんだ。
雪男を見つける前に遭難するわよ。
遭難したら雪男が助けてくれないかな。
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「蛙の行列」の例文
- 改造車両がぞろぞろと峠を攻めると山に向かっていくが、蛙の行列だし動物たちにとっては迷惑な話だ。
- 社長に直談判とは蛙の行列だ。
- ハイリスクハイリターンの投資は蛙の行列で危険だ。
- 一か月で30kgやせるなんて蛙の行列です。体への負担が大きすぎる。
- 死に急ぎたいのか。それは蛙の行列だから考え直した方がいい。
これは、考えずに行動してしまう向こう見ずなことや、そのような人々が集まる様子を表しているんだよ。