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「貸した物は忘れぬが借りたものは忘れる」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
貸した物は忘れぬが借りたものは忘れる
【読み方】
かしたものはわすれぬがかりたものはわすれる
【意味】
人間は物事を都合よくとらえるということ。
「貸した物は忘れぬが借りたものは忘れる」ということわざは、自分が他人に貸したものはしっかり覚えているけれど、人から借りたものは忘れてしまうという人間の身勝手な性質を表しているんだよ。
あー、それはよくあることやなぁ。自分が貸したものは、ちゃんと覚えてるけど、人から借りたものは、つい忘れてしまうんやもんな。人間、なんでそんなに身勝手なんやろうなぁ。
これは、ちゃんと自分がしたことも、されたことも、感謝して覚えておかなあかんって教えやな。借りたものは、ちゃんと返す、そういう信用を大切にしような。
【語源・由来】
人に貸した物は覚えているが、人から借りた物は忘れやすいことから。
【類義語】
・貸し物おぼえの借り物忘れ
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「貸した物は忘れぬが借りたものは忘れる」の解説
カンタン!解説
「貸した物は忘れぬが借りたものは忘れる」っていう言葉は、自分が人に貸したものにはすごく注意して覚えているけど、人から借りたものに対しては、つい忘れちゃうことがあるよ、っていう意味だよ。
例えば、友達にお菓子を1つ貸してあげたことは、しっかり覚えているのに、その友達から借りた消しゴムを忘れて返さなかったりすることがあるんだ。
これはね、人ってちょっと自分勝手になりがちで、自分に関係することには注意して覚えているけど、人に返さなきゃいけないことなどは忘れちゃうことがあるんだよ。
だから、このことわざは、借りたものはちゃんと覚えて返すように、もっと思いやりの心を持つことの大切さを教えてくれているんだね。自分だけじゃなく、相手のことも考えることが大事だよ!
「貸した物は忘れぬが借りたものは忘れる」の使い方
貸した本はいつ返してくれるの?
借りてたっけ?家を探してみるよ。
貸した物は忘れぬが借りたものは忘れるって言うけど確かめてよかったわ。借りパクされるところだった。
借りパクするつもりはないよ。本当に忘れていたんだよ。
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「貸した物は忘れぬが借りたものは忘れる」の例文
- 人間というものは自分勝手な生き物なので、貸した物は忘れぬが借りたものは忘れる。
- 自己中心的な人ほど貸した物は忘れぬが借りたものは忘れる。
- 貸した物は忘れぬが借りたものは忘れるとは都合が良すぎると思わないか。
- 貸した物は忘れぬが借りたものは忘れるような人とは付き合わない方が賢明です。
- 身勝手な健太くんは、貸した物は忘れぬが借りたものは忘れるので、貸した金は執拗に返却を求めるが、借りた金は返さない。