「怪我と弁当は自分持ち」の意味(語源由来)
【ことわざ】
怪我と弁当は自分持ち
【読み方】
けがとべんとうはじぶんもち
【意味】
仕事場に持っていく弁当を自分で用意するように、仕事で怪我をしても自分の責任であるということ。
自分のおかずや弁当は自分で持って、自分のミスや怪我も自分で面倒みるってことやな。職人さんたちの間での大切な考え方やろな。
【語源・由来】
鳶や大工など、職人の間でいい継がれてきた言葉。
「怪我と弁当は自分持ち」の解説
「怪我と弁当は自分持ち」っていう言葉は、職人の間でよく使われる言葉で、自分のことは自分でちゃんと面倒を見る、っていう意味があるんだよ。
例えばね、工事の現場とかで、自分が不注意で怪我をしたとしたら、それは自分の責任だってこと。「怪我してるようじゃ、ちゃんとした職人じゃないよ」っていうのは、プロとしてのプライドのことを指していて、上手に仕事をすることはもちろん、安全に仕事をするのも大事なんだよね。
そしてね、「怪我をするような不注意な人は、仕事を頼んでる人に迷惑をかけちゃう」ということ。だから、怪我をしちゃうようなことは避けないといけないんだ。
職人は、自分の技術や経験を自慢にして仕事をしてるから、「怪我してるところを人に見られたら恥ずかしいよね」ってこと。それと同じで、「お昼ごはんを忘れてきて、人に頼るようなことはしないように」とも言っているんだ。
要するに、「自分のことは自分でしっかりと責任を持って、ちゃんとやりなさい」ということを、この言葉で教えているんだよ。
「怪我と弁当は自分持ち」の使い方
「怪我と弁当は自分持ち」の例文
- 自営業は怪我と弁当は自分持ちなので、細心の注意が必要だ。
- 怪我をするようでは一人前とは言えない。怪我と弁当は自分持ちだから、早く怪我をしないようになれ。
- 怪我と弁当は自分持ちと考え、責任感をもって仕事に取り組みなさい。
- 弁当を持ってこない、怪我をする。そんなうっかり者は周囲にも迷惑をかける。怪我と弁当は自分持ちで自己責任と考え注意しよう。
- 怪我と弁当は自分持ちなので、痛い思いをしたくないならしっかりするべきだ。
特に職人の間でよく使われる言葉なんだ。