「褻にも晴れにも歌一首」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
褻にも晴れにも歌一首
【読み方】
けにもはれにもうたいっしゅ
【意味】
芸の少ないこと。
能力や芸のない者をあざけっていうことば。
「褻」は、日常。ふだん。「晴れ」は、晴れがましいこと。改まった場合。
ええっ、つまり、「何回も同じことしかできへんやん!」っていう、ちょっとからかう感じの言葉やな。
ある意味、ワンパターンな人をちょっと茶化して言う時に使うんやね。でも、人のことをからかうのもええことやないから、気をつけなあかんね!
【語源・由来】
普段でも晴れの席でも同じ歌しか詠めない意から。
【類義語】
・馬鹿の一つ覚え
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「褻にも晴れにも歌一首」の解説
カンタン!解説
「褻にも晴れにも歌一首」という言葉はね、どんな時でも、普通の日でも、特別な日でも、その人が歌える歌がたった一つしかないっていう意味だよ。これは、その人が何も上手くできない、または何も特別なことができないことを笑って言う言葉なんだ。
「褻」というのは、日常の普通の時のことを意味していて、「晴れ」は、特別な場面やお祝いの時などを指しているんだ。だから、このことわざは、どんな時でもその人の能力や才能が限られていることを揶揄しているんだよ。
「褻にも晴れにも歌一首」の使い方
うちはめでたいことがあるといつもハンバーグなんだ。
いいじゃない。ハンバーグ。おいしいわよね。
褻にも晴れにも歌一首で、馬鹿の一つ覚えだよ。同じ肉ならステーキが良い。
ハンバーグの方が手間がかかるのよ。愛情たっぷりハンバーグのほうがいいじゃない。
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「褻にも晴れにも歌一首」の例文
- 彼は演歌ではいつも腹踊りをするが、褻にも晴れにも歌一首で芸がないな。
- いつも同じ表現しかできない、褻にも晴れにも歌一首なグルメリポーターは首だな。
- 褻にも晴れにも歌一首だったので、彼は一発屋になりテレビから消えた。
- 彼は卵焼きしか作れないので、お弁当は褻にも晴れにも歌一首でつまらない。
- 手を変え品を変え女性を喜ばせないと、褻にも晴れにも歌一首だともてないよ。
これは、人の無能さや才能のなさをからかう言い回しで使われるんだ。