「枯魚河を過ぎて泣く」の意味(出典・語源由来)
【ことわざ】
枯魚河を過ぎて泣く
【読み方】
こぎょかわをすぎてなく
【意味】
人は出処進退を慎重にしなければ後悔することになる。
「枯魚河を過ぎて泣く」ということわざは、人々は自分の行動や選択には十分な注意を払わないと、後でその結果を悔いることになる、という教えが込められているんだよ。
なるほどねえ。それって、ちゃんと計画や準備をせんと、後で「ああ、あの時ちゃんと考えとけばよかった」って後悔するってことやな。
前もってちゃんと考えとかないと、あとでトホホやな。
【出典】
「古詩源」
【語源・由来】
魚の干物がもと住んでいた川を通り過ぎとき、人に捕らえられてしまった軽率さを後悔して泣くということから。
「枯魚」は、魚の干物。
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「枯魚河を過ぎて泣く」の解説
カンタン!解説
「枯魚河を過ぎて泣く」という言葉はね、自分の過去の行動や決断を後悔してしまうことを教えてくれる言葉だよ。これは、魚の干物が、昔住んでいた川を通りかかる時、自分が昔、自由に泳いでいたのに、人につかまってしまったことを悔やむという意味から来ているんだ。
簡単に言うと、昔の自分の決断や行動を後悔してしまうことを、魚が昔の自由な日々を悔やむ姿で例えてるんだよ。だから、これからのことを考える時は、しっかりと慎重に考えることが大事だってことを伝えてくれるんだね。「枯魚」は干された魚のことを指してるよ。
「枯魚河を過ぎて泣く」の使い方
父さんが退職したことを後悔しているよ。
枯魚河を過ぎて泣くというわよね。
もっと慎重に考えればよかったのに、上司と喧嘩して感情のまま辞めてしまったんだ。
一番よくない辞め方ね。心機一転今の会社で頑張ることができたら良いわね。
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「枯魚河を過ぎて泣く」の例文
- 彼を辞めさせるなら僕らも辞めると勢いで退団したが、僕らからサッカーをとったら何も残らず枯魚河を過ぎて泣くだったと嘆く。
- 早期退職を募っていた時に好条件で辞めればよかった。枯魚河を過ぎて泣くだ。
- 今は解散すべき時期ではなかったと首相は嘆き、枯魚河を過ぎて泣くだったと知る。
- 枯魚河を過ぎて泣くことにならないよう、進退は慎重に考えなくてはいけない。
- 入社三年以内に退職する学生が多いが、自分のキャリアにプラスになるかどうかを考えないと枯魚河を過ぎて泣くとなる。