「口頭の交わり」の意味(出典)
【ことわざ】
口頭の交わり
【読み方】
こうとうのまじわり
【意味】
口先だけで誠実さのないうわべだけの付き合い。
ああ、それは「言葉だけで中身がない付き合い」ってことやな。つまり、実際は心から思ってないのに、言葉だけでいい顔しとるやつらのことを言うわけや。
本当の友情や信頼関係とはちょっと違うんやな。
【出典】
「孟郊」の「友を択ぶ」
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「口頭の交わり」の解説
カンタン!解説
「口頭の交わり」っていうのはね、人との関わり方で、表面上だけの、心のこもってない付き合いのことを言うんだよ。言葉で「仲良くしてるね」って言ってるけど、本当の心の中では全然仲良くない、みたいな感じ。
たとえばね、友達のふりをして、一緒に遊んだり話したりするけど、本当は心からその人のことを友達だと思ってない、またはその人のことを大切に思ってないとか、本心を隠して偽りの態度を見せるような付き合いのことなんだ。
これはね、本当の友情や信頼関係とは違って、心からの思いやりや誠実さがないから、あまり良くない付き合い方だね。
「口頭の交わり」の使い方
今挨拶していた人とは仲が良いの?
口頭の交わりだよ。会う度に今度是非お茶でもって言いながら実現したことはないよ。
社交的な付き合いなのね。
そうだね。きっとお茶しても話すことはないな。
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「口頭の交わり」の例文
- ママ友とは口頭の交わりで、お互い本音で話さない。
- 取引先の相手とは口頭の交わりで、深い付き合いはしない。
- 彼女とはあいさつ程度の口頭の交わりで、そんなに仲良くない。
- 表面的な口頭の交わりが多く、親友と呼べる人は少ない。
- 何か事件があると容疑者の近所の人に「どんな人物でしたか?」と聞くが、テレビ局は口頭の交わりの人にどんな答えを期待しているのだろう。
つまり、うわべだけの付き合いを示しているんだ。