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【権者にも失念】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

権者にも失念

「権者にも失念」の意味(語源由来・類義語)

意味【ことわざ】
権者にも失念

【読み方】
ごんじゃにもしつねん

【意味】
立派な人でも失敗することはあるということ。

「権者」は、仏や菩薩が衆生しゅじょうを救うために仮の姿でこの世にあらわれたもの。
ことわざ博士
「権者にも失念」ということわざは、どれだけ偉い人であっても、時々ミスをすることがあるという意味だよ。
助手ねこ
なるほど、それはつまり、たとえば明石家さんまみたいな偉い人でも、テレビでしゃべり過ぎたりしてミスったりすることがあるんやな。

誰でも完璧ちゃうんやね。これは、自分のミスを受け入れ、他人のミスにも寛容でいることの大切さを教えてくれるんやな。

【語源・由来】
仏のような偉い人でもうっかり忘れることもある意から。

【類義語】
・弘法にも筆の誤り
孔子くじの倒れ
河童かっぱの川流れ
釈迦しゃかにも経の読み違い
・猿も木から落ちる
・念者の不念

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「権者にも失念」の解説

カンタン!解説
解説

「権者にも失念」っていうことわざは、どれだけすごい人でも、たまにはミスすることや忘れることがある、っていう意味なんだよ。

例えばね、先生やおじいちゃんおばあちゃんみたいな、普段からちゃんとしたことを教えてくれる人たちでも、時々うっかり忘れ物をしたり、間違ったことを言ったりすることがあるよね。

「権者」とは、実は仏教の中の言葉で、仏や菩薩という、すごく偉い存在が、人々を助けるために、一時的に普通の姿になって地上に降りてくることを指すんだ。だから、このことわざは、たとえ仏のようなすごく偉い存在であっても、うっかりすることがある、っていうことを教えているんだよ。

だから、このことわざを使うと、誰しも完璧じゃない、失敗することもあるっていうことを表しているんだね。

「権者にも失念」の使い方

健太
失敗してしまった―。
ともこ
権者にも失念というから失敗はしょうがないわよ。
健太
失敗しても良いんだ。そうか。
ともこ
失敗から学べばいいのよ。一番ダメなのは失敗したままで学ばないことね。
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「権者にも失念」の例文

例文
  1. 権者にも失というのに、失敗するとSNSで叩かれ不寛容な世の中だ。
  2. 広辞苑にミスがあったが、権者にも失念だ。
  3. 絶対に失敗しない女ともこちゃんが失敗した。権者にも失念だ。
  4. 「未曽有」を「みぞゆう」と読んだ政治家がいたが、権者にも失念と許されるものではない。
  5. 失敗は成功の母だし、権者にも失念というから、失敗して落ち込むことはない。

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