「口から出れば世間」の意味(類義語)
【ことわざ】
口から出れば世間
「口より出せば世間」ともいう。
【読み方】くちからでればせけん
【意味】
一度秘密を口にすると世間に発表したのと同じことになるので、口を慎むべきだということ。
「口から出れば世間」ということわざは、一度何かの情報や秘密を人に話してしまうと、簡単に多くの人の耳に入り、秘密が秘密でなくなってしまうという意味だよ。
なるほどな。要するに、秘密や大事な話は、ほんの少し話しても、あっという間に広がってしまうってことやな。
ホンマに大事なことは、気をつけて喋らんとあかんねんな。一度言っちゃうと、元に戻らへんもんな。
【類義語】
・人の口にとは立てられぬ
・駟も舌に及ばず
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「口から出れば世間」の解説
カンタン!解説
「口から出れば世間の意味」っていう言葉は、ねえ、秘密とか言ってはいけないことを一度言っちゃうと、もうみんなの知ってることになっちゃうんだよ。
たとえば、友達に秘密を教えたつもりでも、その友達がまた別の人にその秘密を話したりすると、あっという間にみんながその話を知ってしまうことがあるんだよね。そういうことを言うんだ。
だから、大切なことや秘密を守りたいなら、言わないように気をつけた方がいいんだよ。一度言ってしまったら、もう戻せないこともあるからね。この言葉は、口に出したことは、もう隠せないっていう意味なんだよ。
「口から出れば世間」の使い方
健太くん。誰かに秘密を話した?
一人だけ…。
口から出れば世間というのよ。もうクラス中に知れ渡っているわよ。
ごめんなさい。一人ならいいと思ったんだ。
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「口から出れば世間」の例文
- 秘密は口から出れば世間というから決して口にしない。
- 知られたくなければ、口から出れば世間を守れ。
- 口から出れば世間というから、漏らしたくなければ誰にも言うな。
- 親友であろうとも秘密を打ち明けてはいけない。口から出れば世間だ。
- 秘密が広まったのは何か原因があるはずだ。口から出れば世間というから、誰かしゃべったな。