「流れ川に大魚なし」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
流れ川に大魚なし
【読み方】
ながれがわにたいぎょなし
【意味】
偉大な人が才能を発揮するためには、才能を発揮するにふさわしい場が必要だということ。
「流れ川に大魚なし」ということわざは、大きな魚は流れのない川には住まないという意味から来ていて、大きな才能や大人物が輝くためには、適切な場所や環境が必要だということを示しているんだよ。
ほー、それはつまり、すごい人でも、その人の能力を生かせる場所がなかったら、その能力は生かせへんってことやな。
大きな魚がいる川は、流れがあって、その魚が生き生きと活動できる場所なんやろな。人もそうや、自分の力を発揮するにはちゃんとした場所や環境が必要やってことを教えてくれるんやな。
【語源由来】
大魚は深淵にすみ、波を立てて流れる小川にはいないということから。
【類義語】
・大魚は小池に棲まず
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「流れ川に大魚なし」の解説
カンタン!解説
「流れ川に大魚なし」っていうことわざは、大物やすごい人が活躍するためには、ちゃんとした場所や環境が必要だよ、っていう意味なんだ。
考えてみてね、大きな魚は、大きな川の深いところに住んでいるんだよ。小さい川や流れの速い川には、大きな魚は住んでいないんだ。だから、すごい人や大物が本当に力を発揮するには、適した場所や環境が大事だっていうことを教えてくれているんだよ。
例えば、すごく上手なサッカー選手がいても、小さな公園のサッカー場だけでプレイしていたら、その才能は十分に発揮されないかもしれないよね。でも、大きなスタジアムでたくさんの人々の前でプレイすると、その才能がもっと輝くことができるんだ。
だから、このことわざは、人の能力や才能を最大限に発揮するためには、適切な場所や環境が必要だってことを伝えてくれているんだよね。
「流れ川に大魚なし」の使い方
田舎に天才はいないのかな。
流れ川に大魚なしっていうからね。
みんな都会に出ちゃうのか。
そもそも田舎に良い大学が無いからね。
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「流れ川に大魚なし」の例文
- こんな小さな会社に優秀な社員が入社してくるのは、ドラマの中の話しだ。流れ川に大魚なしというように、彼等は大企業にこそふさわしい。
- 流れ川に大魚なしというから、このチームをエース級の選手が入りたくなるようなチームにすればいい。
- 優れた人と出会い刺激を受けたいなら、流れ川に大魚なしというように、小さな日本ではなく世界に出た方がいい。
- 君は、ファーストフード店でバイトさせるには惜しい人材だ。流れ川に大魚なしのごとく、君の能力が花開く場所があるはずだ。
- 流れ川に大魚なしといい、才能があっても活躍できるチャンスと場がないと能力は生かせない。