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【習わぬ経は読めぬ】の意味と使い方や例文(語源由来・対義語)

【ことわざ】
習わぬ経は読めぬ

【読み方】
ならわぬきょうはよめぬ

【意味】
習ってもいないお経を読めと言われても無理なように、知識も経験もないことはいくらやれと言われてもできないという意味。

【語源・由来】
「尾張(大阪)いろはかるた」の一つ。

【対義語】
門前の小僧習わぬ経を読む

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「習わぬ経は読めぬ」の使い方

ともこ
健太くん、ズボンが汚れているわよ。洗濯したら?
健太
習わぬ経は読めぬっていうだろう?洗濯のやり方がわからないからしわしわにしてしまいそうだよ。
ともこ
ええっ。洗濯機のスイッチを押すだけじゃない。それでもだめなら、手で洗えばいいじゃない。
健太
スイッチがたくさんあり過ぎてわからないんだよ。そして、洗剤がどれなのか、どこにあるのかも知らないから手洗いもできないんだ。

「習わぬ経は読めぬ」の例文

  1. 習わぬ経は読めぬというように、水泳を習ったことがないからきっと泳げないので目の前でおぼれている人を助けたいのにどうしていいのかわからない。
  2. 習わぬ経は読めぬというが、面白いから読んでみてと紹介された本は英語で書かれていて、英語がわからない自分には読めなかった。
  3. 習わぬ経は読めぬというけれど、算数が得意だといったら、じゃあ数学も大丈夫ねと数学の教科書を見せられたが解くことができなかった。
  4. 習わぬ経は読めぬというが、余興の時間が余ったから、ピアノで一曲弾いてみろと言われても、習った覚えがないのだから弾けるわけがない。

まとめ

習わぬ経は読めぬというが、大人に向けての言葉だなと思う。子供に関しては、まさに対義語の「門前の小僧習わぬ経を読む」で、間違いを恐れず、大人の真似をして吸収し、自分のものにしていくのだからすごい力である。その子供の力をぐんぐん伸ばすためにも、「読めぬ」とあきらめず大人もやればできるぞという姿を見せていくことが大切であると思う。


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