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【慣れぬ米商いより慣れた糠商い】の意味と使い方や例文(類義語)

慣れぬ米商いより慣れた糠商い

「慣れぬ米商いより慣れた糠商い」の意味(類義語)

意味

【ことわざ】
慣れぬ米商いより慣れた糠商い

【読み方】
なれぬこめあきないよりなれたぬかあきない

【意味】
大きな利益を得るかもしれないと慣れない商売に手を出すより、小さな利益でも慣れた商売の方が安全だ。

ことわざ博士
「慣れぬ米商いより慣れた糠商い」ということわざはね、たとえ大きな利益が期待できるとしても、慣れていない大きな商売を始めるよりも、利益は少なくても慣れている小さな商売を続ける方が、安全で信頼できるという意味があるんだよ。
助手ねこ
ああ、なるほどなぁ。つまり大きな儲けを狙うより、ちっちゃな商売でも慣れてる方がええってことやな。

安全運転でちまちまやっていく方が、結局は確実やってことか。利益少なくても、その方が安心できるってわけやな。

【類義語】
・知らぬ呉服商売より知った小糠商い

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「慣れぬ米商いより慣れた糠商い」の解説

カンタン!解説
解説

「慣れぬ米商いより慣れた糠商い」っていう言葉はね、おおきなお金が動くけど知らない商売を始めるよりも、利益は少ないけどよく知ってる小さな商売を続けた方が、安全でちゃんとお金を稼ぐことができるよ、っていう意味なんだよ。

例えばね、普段からお小遣いをもらって、それでお菓子を売ってる子がいたとしよう。その子が「もっとお金を稼ぎたいな」と思って、急に大きなおもちゃを売り始めたけど、それを買う人があまりいなくて、結局お金を稼げなかったら、困っちゃうよね。でも、お菓子は小さいけどよく売れるから、コツコツとお金を稼ぐことができるんだ。

「米商い」はお米を売ることで、利益が大きいけどリスクも大きい商売。「糠(ぬか)商い」は糠(お米を精米するときに出る副産物)を売ることで、利益は少ないけどリスクが小さい商売を指しているんだよ。

だから、この言葉は「知ってること、慣れてることを大切にして、無理に大きなことをしなくてもいいよ」という意味を教えてくれているんだね。

「慣れぬ米商いより慣れた糠商い」の使い方

健太
今、シェアオフィスが人気らしいよ。やってみようかな。
ともこ
慣れぬ米商いより慣れた糠商いよ。健太くんは家業の八百屋を地道にこなした方が良いわ。
健太
大きく儲けて、街の八百屋から日本中に知られるスーパーにしたいんだ。
ともこ
少年よ大志を抱けっていうけど、コツコツ儲けを積み重ねる努力も大事よ。
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「慣れぬ米商いより慣れた糠商い」の例文

例文
  1. 慣れない商売に手を出して失敗したが、本当に、慣れぬ米商いより慣れた糠商いだ。
  2. 失敗して借金をしては元も子もないから、慣れぬ米商いより慣れた糠商いというように手堅く慣れた商売で儲けた方が得策だろう。
  3. 慣れないことはするもんじゃない。慣れぬ米商いより慣れた糠商いというが、勝手が分かっている業種の方が断然安全だ。
  4. 慣れぬ米商いより慣れた糠商いというけど、誰もやっていないことをやるからこそ儲かるんだ。僕の人生は、ハイリスクハイリターンだ。
  5. やったことがない商売を一から覚えるよりも、やり慣れた商売を発展させる方が安全かつ儲かるだろう。慣れぬ米商いより慣れた糠商いというしな。

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