「鼠捕らずが駆け歩く」の意味
【ことわざ】
鼠捕らずが駆け歩く
【読み方】
ねずみとらずがかけあるく
【意味】
まともに働かないものが忙しそうに走り回ること。まともに働かないものほど大騒ぎするということ。
「鼠捕らず」は、鼠を捕らない猫の意。転じて、役立たず。
「鼠捕らずが駆け歩く」という言葉は、本来の仕事をしない(鼠を捕らない)猫が、それでも忙しそうに走り回っている様子を表すたとえだよ。
なるほど、そういうことかいな。本当に重要な仕事をしてないのに、忙しそうに見せるだけの人を表してるんやな。
実際には何も成果を上げてないのに、ただ忙しそうにしてるだけってことやね。これは、見栄や見かけだけで忙しそうにする人を批判する言葉やわ。
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「鼠捕らずが駆け歩く」の解説
カンタン!解説
「鼠捕らずが駆け歩く」というのはね、ネズミを捕まえるのが仕事のはずの猫が、実際にはネズミを捕まえずに忙しそうに走り回っているっていう意味なんだよ。つまり、本当にやるべきことをしていないのに、とても忙しそうに見せかけていることを言っているんだ。
たとえば、学校でクラスの仕事をしないで、他のことばかりしている子が「僕、忙しいんだ」と言っているのも「鼠捕らずが駆け歩」ってことなんだ。本当にやるべきことをしていないのに、忙しそうにしているんだね。
このことわざは、本当に大切なことに集中して、しっかりと役割を果たすことが大切だって教えてくれるんだよ。見せかけだけでなく、実際に責任を持って行動することが重要なんだね。
「鼠捕らずが駆け歩く」の使い方
あー、忙しい。忙しい。
鼠捕らずが駆け歩くって本当ね。健太くんは何もしていないじゃないの。
気持ちだけ焦っちゃってね。
焦っているなら手伝ってよ。こっちだって焦っているのよ。
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「鼠捕らずが駆け歩く」の例文
- 増税だよどうしようどうしようと、鼠捕らずが駆け歩くように働かないものほど騒ぐ。
- テストが近づくと、怠けていた者が鼠捕らずが駆け歩くみたいに大騒ぎするものだ。
- 年末は意味もなく気が急くが、鼠捕らずが駆け歩くごとく働かない人ほど「年末だ。大変だ。」と騒ぐ。
- 怠け者の健太くんが忙しそうにしているが、ふりだけで鼠捕らずが駆け歩くようだ。
- まともに仕事をしていないのに、鼠捕らずが駆け歩くように走り回るなんて目障りでしかない。