「逃ぐる者道を選ばず」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
逃ぐる者道を選ばず
【読み方】
にぐるものみちをえらばず
【意味】
追い詰められると手段を選ばないものだ。
「逃ぐる者道を選ばず」とはね、大変な状況に追い込まれた人は、普段では選ばないような危険な方法でも使ってしまうことを意味しているんだよ。
へぇ〜、そうなんや。要するに、「追い詰められたら、なんでもありや!」ってことかいな。普段はええことやと思わん選択でも、ピンチの時はそれで逃げ切ろうとするんやな。
まあ、角を曲がるときには、ちょっとくらいなら草むらを踏み越えてもバチはあたらんってことやね。
【語源由来】
敵に追われて逃げるものは、道の良し悪しなど気にかけてはいられないということから。
【類義語】
・窮すれば濫す
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「逃ぐる者道を選ばず」の解説
カンタン!解説
「逃ぐる者道を選ばず」ということわざは、ねえ、簡単にいうと、とっても困った状況になった人は、どんな方法を使っても逃げようとするってことなんだよ。
たとえば、追いかけられている人は、逃げるのに忙しくて、どの道を通るかなんて選んでいる暇がないんだ。だから、危ない道だろうが何だろうが、とにかく逃げることだけを考えるんだよ。
このことわざは、本当に大変な時には、普段ならしないような、ちょっと危ないことでもするかもしれないって教えてくれているんだね。
「逃ぐる者道を選ばず」の使い方
強盗犯が線路を走って逃げたんだって。
逃ぐる者道を選ばずね。
安全確認のために、電車が何時間もストップしたらしいよ。
大迷惑な強盗犯ね。
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「逃ぐる者道を選ばず」の例文
- 虫が嫌いなともこちゃんが森の方に逃げていったが、逃ぐる者道を選ばずだな。
- 逃ぐる者道を選ばずというが、まさかマンホールを開けて下水道から逃げるとは思わなかった。
- 緊急時は四の五の言ってられない。逃ぐる者道を選ばず、無我夢中で逃げる。
- 逃ぐる者道を選ばずというから、必死になったものはどんな手段を使うか分からない。
- 親が敷いたレールに沿った人生に嫌気がさし、逃ぐる者道を選ばずの如くいばらの道を選ぶ。