「女房と味噌は古いほどよい」の意味(類義語・対義語)
【ことわざ】
女房と味噌は古いほどよい
【読み方】
にょうぼうとみそはふるいほどよい
【意味】
古いものほど味わいが出て良いということ。
ほんなら、それはええ考えやな。つまり、「長く使った味噌や妻ほど、ええ味が出てくる」ってことやな。味噌みたいに時間が経つほどに良くなるものと同じで、長く連れ添った妻との関係も、時間が経つにつれてもっと良くなるってことや。
経験や時間がもたらす深みや良さを教えてくれる言葉やな。長く続けることの価値を示してるんや。
【類義語】
・女房と鍋釜は古いほどよい
【対義語】
・女房と畳は新しいほうがよい
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「女房と味噌は古いほどよい」の解説
カンタン!解説
「女房と味噌は古いほどよい」ということわざは、時間が経つにつれて良い味わいが出ることを意味しているんだ。特に味噌は、時間が経つと熟成されて味が深まるし、妻との長年の連れ添いも、関係の円満さや深い絆を増していくということを表しているんだね。
この言葉は、長い時間を共にすることで物事の価値が増し、より良いものになることを示しているよ。長く連れ添った妻との関係は、時間と共に互いを深く理解し、信頼し合う関係になり、それは家庭の安定や幸福につながる。同様に、長く熟成された味噌はその味に深みが増し、料理の味を豊かにする。
このことわざは、経験や時間がもたらす価値の大切さを教えてくれるんだ。つまり、何事も時間をかけて育まれるものには特別な価値があるということを示しているんだね。
「女房と味噌は古いほどよい」の使い方
最近離婚率が高くなっているけど、女房と味噌は古いほどよいっていうのにね。
味わい深くなるまで待てない、こらえ性のない人が増えたんでしょうね。
一年未満で離職する新人が多いのもそのせいか。
古いものの良さが分からないようでは、この国の未来は暗いわね。
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「女房と味噌は古いほどよい」の例文
- 新婚の頃の初々しい女房も良いが、女房と味噌は古いほどよい。
- 若くてきれいな女の子が好きな男性が多いが、女房と味噌は古いほどよいというようにしわしわになっても長年連れ添った女房にはかなわない。
- 女房と味噌は古いほどよいというから、死ぬまで連れ添い古女房の良さを味わい尽くす。
- 味噌も梅酒も熟成されて味わい深くなるように、女房と味噌は古いほどよいから、二人の時間を大事に熟成させていく。
- 女房と味噌は古いほどよいということばの意味がわかるまでに、50年かかった。それまでは結婚は苦行だと思っていた。
時間と共に成熟し、深まる関係や物の良さを強調しているんだ。