【ことわざ】
二度聞いて一度もの言え
【読み方】
にどきいていちどものいえ
【意味】
人と話をする時や、人から説明や教えを受ける時は、相手の話を良く聞いて、時には何度でも聞き直し、その代わり自分は口を慎み、余計な事を喋らない方が良いという意味です。
【語源・由来】
一度聞いただけで理解できる話ばかりとは限らないので、余計な口を挟まず、相手の話す言葉に集中していたほうが早く理解できて、自分のためになるという教えです。
また、解らない事を解らないままにしないで、ちゃんと訊き返しなさい(質問しなさい)という教えでもあります。
【英語訳】
・Hear twice better you speak once.
・Say only once when hearing it twice.
・Hear twice befors you speak once.
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「二度聞いて一度もの言え」の使い方
ここの計算はさっきの方程式を使えば良いのよ。…それで、次の計算は2P前に出てきた方程式を使うのよ。
あの…2P前の方程式…実はまだ良くわかんないんだ。ごめん。
そうだったの?謝ることなんてないわよ。健太君は私の説明を一生懸命聞いてるもの。二度聞いて一度物を言えって言うでしょ。解るまで説明するから何度でも聞いてね。
うん、ともこちゃんありがとう!
「二度聞いて一度もの言え」の例文
- さっきから首を傾げながら私の話を聞いているが、二度聞いて一度物を言えということわざもある。熱心に私の話を聞いてくれるのは良いが、話についていけなくなったらその都度言いなさい。
- 私が説明しているのに、あなたは口答えや否定的な事ばかり言ってくるけど、二度聞いて一度物を言えということわざを知らないの?