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【能書筆を択ばず】の意味と使い方や例文

【ことわざ】
能書筆を択ばず

「択ばず」は「選ばず」と同じ。

【読み方】
のうしょふでをえらばず

【意味】
字の上手な人は、筆のよしあしに関係なくすぐれた字を書くという事。

【類義語】
・弘法は筆を択ばず
・良工は材を択ばず

【対義語】
・下手の道具調べ

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「能書筆を択ばず」の使い方

ともこ
あー、あの五万円の包丁が欲しいなあ。きっとおいしい料理ができるんだろうなあ。
健太
能書筆を択ばずだよ。包丁を変えたからって、料理が上手になるわけではないんだよ。
ともこ
そうね。しかもあんなに切れ味のいい包丁で料理をしたら、指を切ってしまいそうね。
健太
そうだよ。ともこちゃんの料理は今でもおいしいけれども、いつかきっとあの包丁を使いこなす日が来るよ。

「能書筆を択ばず」の例文

  1. 能書筆を択ばず、彼は、お父さんの知り合いのシューフィッターに作ってもらったスニーカーで運動会に出るそうだが、靴で順位は変わらないよ。
  2. 能書筆を択ばず、良い絵の具を使ったからと言って、コンクールで入賞するような絵を描けるわけではないのです。
  3. 能書筆を択ばず、高級食材を使ったからと言って、人の心をつかむような料理を作ることができるわけではない。
  4. 能書筆を択ばず、こんな高いスーツを買ったからといって、仕事を優秀にこなすことができるわけではない。
  5. 能書筆を択ばず、ともこちゃんが百円ショップの筆で書いた字は、私が一万円の筆で書いた字よりも美しい。

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