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「女房は質に置いても朝酒はやめられぬ」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
女房は質に置いても朝酒はやめられぬ
【読み方】
にょうぼうはしちにおいてもあさざけはやめられぬ
【意味】
朝飲む酒は格別で、何があろうともやめられない。
「女房は質に置いても朝酒はやめられぬ」という言葉は、朝から飲む酒の味わいが格別で、それをやめることが非常に難しいという意味を持っているんだよ。
ああ、そういうことやな。つまり、「朝からの酒は特別にうまくて、簡単にはやめられへん」ってことやな。一度身についた習慣や好みは、なかなか変えることができひんってことや。
人は一度好きになったものや習慣を、簡単には手放せへんってことを教えてくれる言葉やな。朝酒の味わいを例にして、人の習慣や好みの強さを表してるんや。習慣は、いったん身につけると変えるのが難しいもんやな。
【語源由来】
女房を質草にしてまで朝酒を飲むという意から。
【類義語】
・朝酒は門田を打っても飲め
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「女房は質に置いても朝酒はやめられぬ」の解説
カンタン!解説
「女房は質に置いても朝酒はやめられぬ」という表現は、朝から飲む酒(朝酒)が非常に魅力的で、それをやめることができないという意味を持っているんだ。この言葉は、朝酒を非常に楽しんでいる人が、たとえ妻を抵当に入れてでもその習慣をやめることができないほど、朝酒に対して強い執着を持っていることを表しているんだね。
この表現は、ある習慣や欲求が非常に強く、それを断ち切ることが非常に困難であることを示しているよ。たとえば、酒を非常に好む人が、どんな犠牲を払ってもその習慣をやめられないという状況がこれに当てはまるんだ。
「女房は質に置いても朝酒はやめられぬ」ということわざは、強い欲求や習慣が人の行動や判断に大きな影響を与えることを教えてくれるんだ。つまり、強い執着があると、時には重要なものまで犠牲にしてしまう可能性があるということを伝えているんだね。
「女房は質に置いても朝酒はやめられぬ」の使い方
父さんの酒好きには困ったものだ。朝から酒を飲んでいるんだ。
女房は質に置いても朝酒はやめられぬっていうからね。
父さんは肝臓を病んでも酒をやめない気がする。
誰でも何かに酔っていないとやってられないのよ。
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「女房は質に置いても朝酒はやめられぬ」の例文
- 起き抜けの一杯は、女房は質に置いても朝酒はやめられぬというように、法律で禁止されてもやめられない。
- 景気づけに酒を一杯飲んでから出勤する僕は、女房は質に置いても朝酒はやめられぬ。酒をやめたら仕事ができないダメ人間になりそうだ。
- 少々酔っている方が良い仕事ができるし、女房は質に置いても朝酒はやめられぬように、朝酒最高!
- 夜酒を飲むより、朝から飲む酒の方が背徳感があっていい。女房は質に置いても朝酒はやめられぬというが、一生やめられないだろうな。
- 女房は質に置いても朝酒はやめられぬというから、祖父が禁酒できないことを責めないことにした。