「酒は燗、肴は刺身、酌は髱」の意味(類義語)
【ことわざ】
酒は燗、肴は刺身、酌は髱
【読み方】
さけはかん、さかなはさしみ、しゃくはたぼ
【意味】
酒は程よく燗をして、肴は刺身で、酌は若い女性という酒飲みの理想。
「髱」は、日本髪で襟足にそって背中の方に張り出した部分。転じて、若い女性を指す俗な表現。
ふーん、それはまたおもしろいなぁ。さんま風に言うと、「酒飲むときの三拍子やな!燗つけた酒、うまい刺身、そして若いおんなの子が酌してくれたら、それこそ最高やな!」ってことか。
まぁ、それぞれの人が楽しむ方法は違うかもしれんけど、これはなかなかの理想やわな。
【類義語】
・肴は気取り、酌は髱
【スポンサーリンク】
「酒は燗、肴は刺身、酌は髱」の解説
カンタン!解説
「酒は燗、肴は刺身、酌は髱」っていうことわざはね、お酒を楽しむための3つのベストな条件を教えてくれるんだよ。
1つ目は「酒は燗」。これは、お酒はちょうどいい温度で暖めたものが一番美味しいってこと。特に日本酒の場合、ほどよく温めると、香りや味が引き立つんだ。
2つ目は「肴は刺身」。これは、お酒のお供には新鮮な刺身が最高ってこと。刺身はシンプルで、お酒の味を邪魔しないから、一緒に食べるととっても合うんだよ。
3つ目の「酌は髱」は、ちょっと古風な表現だけど、お酒を注いでくれる人は、若い女性がいいっていう意味。ここでの「髱」は、昔の女性が結っていた日本髪の後ろの部分を指していて、それをもとに若い女性を表しているんだ。だから、この部分は、楽しいお酒の時間には、元気で明るい若い女性と過ごすのが最高っていう意味だね。
つまり、このことわざは、お酒を一番楽しむための3つの条件を伝えてくれる言葉なんだよ。
「酒は燗、肴は刺身、酌は髱」の使い方
酒は燗、肴は刺身、酌は髱がいいって父さんが言っているよ。
お母さんのお酌じゃ駄目なのね。
年増じゃ駄目なんだって。
贅沢ねえ。手酌で飲んでもらうしかないわね。
【スポンサーリンク】
「酒は燗、肴は刺身、酌は髱」の例文
- 酒と肴があれば言うことないが、酒は燗、肴は刺身、酌は髱だと尚うまい。
- この店に来れば、酒は燗、肴は刺身、酌は髱と最高な一時を味わえる。
- 酒は燗、肴は刺身、酌は髱がそろっていれば、仕事の悩みなんて吹き飛ぶ。
- 酒は何でも好きだが、酒は燗、肴は刺身、酌は髱の三点セットにかなうものはない。
- 酒は燗、肴は刺身、酌は髱があると、そこはパラダイスだ。
それは、酒はちょうど良く温めて、つまみには新鮮な刺身を選び、さらに酌をしてもらう人は若い女性が良い、という意味だよ。