「三代続けば末代続く」の意味(語源由来)
【ことわざ】
三代続けば末代続く
【読み方】
さんだいつづけばまつだいつづく
【意味】
三代続けて栄えれば、末永く続くということ。
3代目ってのは、ちょっとした節目やな。その大切な時期をちゃんと乗り越えることで、後の安定につながるんやろな。
【語源・由来】
創業者は苦労して築きあげ、二代目はそれを見ているので堅実にやるが、三代目が苦労を知らず結局家運を傾かせることが多いから。
「三代続けば末代続く」の解説
「三代続けば末代続く」という言葉はね、家や会社、あるいは何かの事業が三代目までうまく続けられたら、それ以降も続く可能性が高いっていう意味なんだよ。
話を簡単にすると、最初の人(創業者)はすごく頑張って、何か新しいことを始めたり、家や会社を築き上げたりするわけ。で、次の二代目は、その初代の頑張りを目の当たりにしてるから、ちゃんとその基盤を守ろうと頑張るんだ。
でも、三代目になると、最初の人の苦労を直接見てないことが多いから、時々、お金の使い方が大雑把になったり、気を抜いたりしてしまうことがあるんだ。そうすると、家や会社が大変なことになっちゃうことも。
でも、もし三代目がそれを乗り越えて、うまくやっていけたら、その後も家や会社は順調に続いていく可能性が高くなる、っていうわけ。
つまり、この言葉は「最初は頑張る、次は守る、でも三代目が一番大変」という意味も含んでいるんだ。三代目がしっかりと家や事業を継続していけるように努力することが、その後もずっと続くための鍵だっていうことを教えてくれる言葉なんだよ。
「三代続けば末代続く」の使い方
「三代続けば末代続く」の例文
- 三代目は甘やかさない。三代続けば末代続くというから我が子を千尋の谷に落とすつもりで教育する。
- 三代続けば経営の基盤は強固なものになり、三代続けば末代続くとなる。
- 売家と唐様で書く三代目といい、三代目が家業をつぶすことが多いが、三代続けば末代続く。
- 三代目は身上を潰すというが、三代目の僕はそうならないよう更なる発展を目指し、三代続けば末代続くとなりたい。
- 名家三代続かずと呪いの言葉のように言われているが、それをはねのけ三代続けば末代続くとする。