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【猿の水練、魚の木登り】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

猿の水練、魚の木登り

「猿の水練、魚の木登り」の意味(語源由来・類義語)

意味【ことわざ】
猿の水練、魚の木登り

【読み方】
さるのすいれん、うおのきのぼり

【意味】
見当違いのことをすること。正反対のことをすること。

「水練」は、水泳。
【語源・由来】
猿が木に登り魚が水中を泳ぐのは自然なことだが、全く逆のことをする意から。
ことわざ博士
「猿の水練、魚の木登り」ということわざは、自分の得意なことや本来の役割から外れた、不適切な行動を取ることを指すんだよ。
助手ねこ
あー、それは言い換えれば「自分の得意なことをしてないと、全然うまくいかへん」ってことやな。

猿が水中で泳ぐ姿や、魚が木を登る姿を考えたら、おかしな光景やもんな。これは、自分の得意なことや、適切な場所で活躍することが大事ってことを教えてくれる言葉やね。

【類義語】
・木にりて魚を求む

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「猿の水練、魚の木登り」の解説

カンタン!解説
解説

「猿の水練、魚の木登り」っていうことわざは、物事が全く逆さまや違うことをすることを表しているんだよ。

考えてみてね。猿は普通、木に登るのが得意で、魚は水の中で泳ぐのが得意だよね。でも、猿が水の中で泳ごうとしたり、魚が木に登ろうとしたら、それはちょっと変だよね。それは普通じゃないし、それぞれの得意なこととは全く違うことだもん。

このことわざは、物事や行動が場違いや不自然であること、つまり「これはちょっと違うんじゃない?」っていうことを教えてくれるんだ。何かをするときに、それがその場や状況に合っているか、ちゃんと考えることが大切だってことを伝えているんだよ。

「猿の水練、魚の木登り」の使い方

ともこ
ちゃんと考えて行動しなさいよ。
健太
行き当たりばったりで何とかなるかなって思って。
ともこ
そのせいで猿の水練、魚の木登りになっているじゃないの。
健太
見当違いのことをしでかしてしまったね。計画性って大事なんだね。
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「猿の水練、魚の木登り」の例文

例文
  1. 野党は与党の足を引っ張り政権交代することしか考えていないが、それは猿の水練、魚の木登りで、この国をよくすることを考えるべきだ。
  2. はたと立ち止まり、自分のしたことが猿の水練、魚の木登りだったと気付く。
  3. ともこちゃんを励ますつもりが、猿の水練、魚の木登りのように悲しませる結果になった。
  4. 環境のためにしていたことが、猿の水練、魚の木登りで逆効果になっていた。
  5. 健太くんは浅はかだから、やることなすこと猿の水練、魚の木登りだ。




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