【塞翁が馬】の意味と使い方の例文(類義語・語源由来・英語訳)

【ことわざ】
塞翁が馬

「が」は所有を表す格助詞だが、「塞翁の馬」とはいわない。

【読み方】
さいおうがうま

【意味】
人生では何が幸せになるか、何が不幸せになるかわからない、人生の幸不幸は予測できないものだというたとえ。
幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、安易に喜んだり悲しんだりするべきではないというたとえ。

【語源・由来】
中国北辺の塞の近くに住む塞翁という老人の馬が逃げたが、やがて駿馬を連れて帰ってきた。塞翁の息子がこの馬から落ちて足を折ってしまったが、そのために兵役を免れて命を長らえたという故事による。

【類義語】
・禍福は糾える縄の如し
・沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり
・楽は苦の種苦は楽の種
・人間万事塞翁が馬。

【英語訳】
Inscrutable are the ways of Heaven.
Joy and sorrow are today and tomorrow.
A joyful evening may follow a sorrowful morning.

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「塞翁が馬」の使い方

健太
この前の運動会で、僕はけがをして出られなくてつまらない思いをしたんだ。
ともこ
そうだったわね。年に一度、健太くんが大活躍する日だったのに、残念だったわね。
健太
でもね、僕のくやしい思いを知っている友達のお母さんたちから、お見舞いをたくさんもらったんだ。これぞ塞翁が馬
ともこ
あら。よかったじゃない。

「塞翁が馬」の例文

  1. 今日失敗したからと言って気にすることはない、人間万事塞翁が馬だ。
  2. 受験に失敗したからと言って、落ち込むことはない、有名大学に行っても就職できない人もいるのだから、人間万事塞翁が馬だよ。
  3. 逃げた犬を探して一日中走り回っていたので疲れたが、その犬が、一億円が入った鞄をくわえて戻ってきたので塞翁が馬だと思った。
  4. ああ、なるほど人生悪いことばかりが続くわけではないらしい、塞翁が馬だ。
  5. 不幸な時に、塞翁が馬だからいずれ幸せが来るといわれたが、詭弁だと思った。

まとめ

昔、国境の近くにすんでいたおじいさん(塞翁)の馬が逃げてしまった。しかし、数ヶ月後、逃げた馬がもう一頭の足のはやい馬を連れて戻ってきたので、不幸は幸福となった。ところが、おじいさんの息子がその馬に乗ったところ、馬から落ち、足を折ってしまった。しかし、足を折ったおかげで、息子は10人中9人が死んでしまった戦争に行かずにすんで親子共々無事だったという中国の話が語源になっている。「人間万事塞翁が馬」ともいう。

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