「雪駄の裏に灸」の意味(類義語)
【ことわざ】
雪駄の裏に灸
【読み方】
せったのうらにきゅう
【意味】
雪駄の裏に灸をすえれば、長座する客が早く帰るというおまじない。
「雪駄」は、竹皮草履の裏に革を張った履物。
おー、そういうことかい。つまり、「家に長くいる客をそっと帰らせるための昔の方法」ってことやな。
雪駄の裏に灸を置いたり、ほうきを逆さにしたりするのは、そういう意味があったんやね。昔の人は色々な方法を考えてたんやな。
【類義語】
・草履に灸
・箒を逆さに立てる
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「雪駄の裏に灸」の解説
カンタン!解説
「雪駄の裏に灸」という表現は、長居する客を早く帰らせるための日本の伝統的な迷信やまじないの一つなんだ。雪駄(せった)とは、日本の伝統的な履物の一種で、灸(きゅう)は熱いものを皮膚に当てて治療する伝統的な方法だね。
この迷信では、長居する客がいるときに、その客の使っている雪駄の裏にこっそり灸を当てると、その客が早く帰るようになると言われているんだ。もちろん、これは実際に灸を当てるわけではなく、象徴的な行為として行われるものだよ。
このようなまじないは、ほうきを逆さに立てるなどといった他の行為と似ていて、特定の状況を変えたいときに行われる伝統的な習慣の一つなんだ。これらの行為は、実際に効果があるわけではないけれど、昔からの風習として受け継がれているんだね。
「雪駄の裏に灸」の使い方
あのお客さん、そろそろ帰らないかな。
雪駄の裏に灸をすえると帰るらしいわよ。
そんなおまじない効果があるのかな。
やってみればわかるわよ。
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「雪駄の裏に灸」の例文
- ながっちりの客に帰ってもらうには、雪駄の裏に灸とか、箒を逆さに立てるとかいうおまじないがある。
- 雪駄の裏に灸で「ぶぶ漬けでもどうどす?」と聞かなくても帰ってもらえる。
- 空気が読めない長居する客には、雪駄の裏に灸がきく。
- 長座する客のせいで困ったときは、雪駄の裏に灸ですべて解決。
- 売上増のためには回転率アップが不可欠なので、雪駄の裏に灸で早く帰ってもらう。
ほうきを逆さまに立てるのも同じような意味で使われるんだ。