「石鼠五能一技を成さず」の意味とは?(語源由来・類義語)
【ことわざ】
石鼠五能一技を成さず
【読み方】
せきそごのういちぎをなさず
【意味】
多芸だが、どれも特別秀でているわけではないこと。
【語源・由来】
螻蛄は、飛ぶ、よじ登る、泳ぐ、穴を掘る、走るという五技能があるが、どれ一つとして特別うまいわけではないことから。
【類義語】
・多芸は無芸
・螻蛄才
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「石鼠五能一技を成さず」の使い方
就職先が決まらない。
健太くんは多芸なのにね。
残念ながら石鼠五能一技を成さずなんだよね。
何でもいいから一芸に秀でていた方が強いわよね。
「石鼠五能一技を成さず」の例文
- 石鼠五能一技を成さず自慢できるものは何もない。
- 何でも卒なくこなすが、石鼠五能一技を成さずで人より優れていることは一つもない。
- 多趣味だが、石鼠五能一技を成さず仕事にできるような技術はない。
- 色んなことが器用にある程度は人より上手にできるが、石鼠五能一技を成さず一番上手と自信を持って言えることがない。
- 石鼠五能一技を成さずというようにすべて中途半端で、特技の欄に書くことができない。