「社稷の臣」の意味(出典)
【ことわざ】
社稷の臣
【読み方】
しゃしょくのしん
【意味】
政府の重臣のこと。
「社稷」は、「社」は土地の神、「稷」は穀物の神で、古代中国では天子や諸侯が守護神として祭った。転じて国家の意。
「社稷の臣」という言葉は、国の非常に大切な時期、つまり国が大変な困難に直面しているときに、その危険を自分一人で背負い込んで、国を守るために尽くす大臣や役人のことを言うんだよ。
なるほどなぁ、それってまるでヒーローみたいなもんやな! 国がピンチのときに、「任せとき!」って前に出て、みんなのためにがんばるすごい人のことか。
えらい勇気がいるやろうし、そんな人おるんやったら、めっちゃ感謝やね。それに、そういう人がいるって思うと、なんか心強いわぁ。
【出典】
「論語」
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「社稷の臣」の解説
カンタン!解説
「社稷の臣」という言葉はね、とても大切な人のことを言うんだ。これは、昔の中国の本に出てくる言葉で、「礼記」という本の「檀弓」という部分に書かれているんだよ。
国のためにすごく大切な仕事をする人を、社稷の臣って言うんだけど、社稷っていうのは、国の神様や国の大地を守るための場所のこと。つまり、国そのもののことを指しているんだね。
社稷の臣とは、国がピンチの時、つまり本当に困ったときに、その危険や困難を自分が引き受けて、国やみんなのために頑張る大臣やお偉いさんのことを言うんだ。この人たちは、国や人々が安全でいられるように、とっても大事な仕事をしているんだよ。例えば、国を守るために戦ったり、大変なときにみんなを助けたりすることが、社稷の臣の役割なんだね。
「社稷の臣」の使い方
ともこちゃんのおじさんは現内閣の社稷の臣なんだよね。
大臣なのよー。
この日本を良くしてくれるかな。
どうかなー。おじさんは利権に弱いから。
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「社稷の臣」の例文
- 社稷の臣だった明智光秀が織田信長を裏切り歴史的大事件となった。
- お雛様に飾られている右大臣と左大臣は、社稷の臣だ。
- 社稷の臣の失言は、総理の威信の危機にまで及ぶ。
- 組閣に当たって、社稷の臣候補の素行調査を念入りにする。
- 女性の社稷の臣のみならず、女性のトップが少ない。