【ことわざ】
君君たり臣臣たり
【読み方】
きみきみたりしんしんたり
【意味】
君主が道理をわきまえれば、臣下も道理をわきまえる。君主も臣下も各々の本分を尽くすことが、秩序や国の平和を守ることにつながるということ。
【出典】
「論語」
斉の景公が政治のことを孔子に尋ねたときに答えたことば。
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「君君たり臣臣たり」の使い方
君君たり臣臣たりというのに、首相は首相としてなすべきことをしていないようだね。
おかげで治安が悪化しているわね。
悪い意味で歴史に名を残しそうだ。
子孫がかわいそうね。
「君君たり臣臣たり」の例文
- それぞれの立場でやるべきことをやる。君君たり臣臣たりを守るだけで国が治まる。
- 君君たり臣臣たりであれば、この会社はこうも業績が悪化することは無かっただろう。どこかで道をはずれてしまった。
- 社長として会社を守り、ひいては社員を守る。そうすれば、君君たり臣臣たりで社員は信頼の下、安心して責務を果たすことができる。
- 君君たり臣臣たりというが、道理をわきまえない非常識な人が増えこの国は乱れつつある。
- 国民には労働の義務があるので、働き本分を全うすることで君君たり臣臣たりとなる。