「死に馬が屁をこく」の意味(類義語)
【ことわざ】
死に馬が屁をこく
「死に馬が屁を放る」ともいう。
【読み方】
しにうまがへをこく
【意味】
ありえないことのたとえ。あきらめていたことが予想外に良い方向に転がること。
「死に馬が屁をこく」とはね、もうダメだと思っていた状況が意外と良い方向に変わることを例えた言葉なんだよ。まさかの展開、という意味があるんだね。
ほほう、それは珍しいことが起こるってことやね。死にかけの馬が突然屁をこくなんて、そら誰もがビックリするやろな。
つまり、「諦めたらそこで試合終了やけど、最後まであきらめへんかったら意外な幸運が舞い込むかもしれへん」ってことか。教えてくれてサンキューやで!
【類義語】
・死なぬ子一人
・使って減らぬ金百両
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「死に馬が屁をこく」の解説
カンタン!解説
「死に馬が屁をこく」というのはね、すごく不思議なことが起きるっていう意味のことわざだよ。本当にもうダメだと思っていたことが、突然うまくいったりすることを言うんだ。
たとえば、サッカーの試合で、もう試合も終わるごろで、点数がすごく差がついていて、みんなが「もう負けだな」と思っている時に、びっくりするほどすごいプレイで、ゴールが決まって、勝つことができたりするみたいなことがあると、それを「死に馬が屁をこく」みたいなものだね。
ほら、「死に馬」というのはもう力もなくて動けない馬のことだから、そんな馬が急に屁をこいたりするなんて、普通はあり得ないことだよね。でも、そんなあり得ないことが本当に起きるときもあるっていうのが、このことわざが教えてくれることなんだ。だから、何かがうまくいかなくても、最後まであきらめないで、チャンスがあるかもしれないっていう希望を持つことが大切なんだよ。
「死に馬が屁をこく」の使い方
分身の術ができるようになったんだ。
死に馬が屁をこくようなものよ。あり得ないあり得ない。
本当だって見ていてよ。あれっ。できなくなった。
つくならもっと楽しい嘘をついてよ。
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「死に馬が屁をこく」の例文
- 死に馬が屁をこくごとく、宇宙人とメル友になるなんてありえない。
- 落とした財布は戻ってこないと思っていたのに戻ってくるとは、死に馬が屁をこくごとしだ。
- もうこの会社に未来はないという状況だったが、死に馬が屁をこくように好転した。
- 死に馬が屁をこくようなどんでん返しがあるといい。
- もう治らないと思っていたが、新薬が完成して死に馬が屁をこくみたいに希望の光が見えた。