「塩にて淵を埋む如し」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
塩にて淵を埋む如し
【読み方】
しおにてふちをうずむごとし
【意味】
徒労に終わること。不可能なこと。次々消えて全くたまらないこと。
「塩にて淵を埋む如し」という言葉は、どんなに努力しても結果が出ない、あるいは効果が現れないことを示しているんだ。
なるほどな。それはつまり、「どんなにがんばっても結果が出ない」ってことやな。淵に塩を入れても、すぐに溶けちゃって結局埋まらへんってわけや。
何かをする時、それが本当に意味があるのか、結果が出るのかをよく考えなアカンってことを教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
深い水たまりを塩で埋めようとする意から。
【類義語】
・淵に雨
・淵に塩
・雪を担うて井を埋む
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「塩にて淵を埋む如し」の解説
カンタン!解説
「塩にて淵を埋む如し」っていう言葉は、どんなに頑張っても無駄だったり、どんなにたくさんやっても結果が出ないようなことを指すんだよ。
簡単に言うと、深い池や湖を塩で埋めようと思っても、その水は次々と消えてしまって、結局塩だけが残ってしまうってこと。つまり、それは無理なことや、結果が出ないことをやっているんだなっていう意味なんだよ。
たとえば、無限に続く階段を上っても頂上にたどり着くことができないような感じかな。だから、このことわざを使うときは、どんなに頑張っても無理そうなことや、結果が期待できないことを示す時に使うことができるんだよ。
「塩にて淵を埋む如し」の使い方
レジ袋が有料になったけど、こんなことでプラ削減になるのかな。
雨の日は、スーパーや百貨店で傘袋が山のように捨てられているから塩にて淵を埋む如しね。
プラスチック製品に環境負荷税という名の税金を課せばいいのに。
そうしたらプラスチック製品の需要は減るかもね。
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「塩にて淵を埋む如し」の例文
- 毎日町内のゴミ拾いをしたからといって君の罪が帳消しになるわけではない。塩にて淵を埋む如しだ。
- コツコツ500円貯金をしても、10億円貯めるのは塩にて淵を埋む如しだ。
- 徳を積んで運気を上げたいのに、塩にて淵を埋む如しで全く運気UPにつながっていない。
- 自分に合わない勉強方法だと、塩にて淵を埋む如し無駄になる。
- 貯金をしたいが支出で消えていき、塩にて淵を埋む如しで困る。