「尻に帆かける」の意味(語源由来)
【ことわざ】
尻に帆かける
【読み方】
しりにほかける
【意味】
あわてて逃げ出すさま。
おお、それは「めちゃくちゃ慌てて逃げる」ってことやな。帆を尻につけて風に乗ってサッと逃げるみたいな感じか。なんか、ものすごい勢いで逃げるってことやね。
ピンチのときには、さっさと逃げるのも大事やけど、いつもそんなに慌ててたらアカンな。落ち着いて行動することも大事やで。
【語源・由来】
追い風に帆をかけたように、一目散に退散することから。
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「尻に帆かける」の解説
カンタン!解説
「尻に帆かける」ということわざは、とても慌てて急いで逃げ去ることを表しているんだよ。
たとえば、何か怖いものを見たり、困った状況になったりした時に、すごく急いでその場から逃げ出すことを想像してみて。その時の人の様子を、「尻に帆をかけて逃げる」と表現するんだよ。まるで風を受けた帆のように速く逃げる様子を言い表しているんだね。
このことわざは、人がとても急いで逃げる様子を面白おかしく表現している言葉なんだ。何かに追われている時や、とても焦っている時に使われることが多いんだよ。
「尻に帆かける」の使い方
ここで事件があったんですって。
昨日、尻に帆かけて逃げる人を見たよ。
その人怪しいわね。
防犯カメラに写っているかもね。
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「尻に帆かける」の例文
- 万引きがばれて尻に帆かけて逃げる。
- 警察と目があって尻に帆かけて走り去る人は、怪しい人物だ。
- 「覚えていやがれ」と捨て台詞を吐いて、尻に帆かけ退散していった。
- 危険と判断し、尻に帆かけ一目散に逃げる。
- 爆発音がしたので尻に帆かけ逃げる人たちで、辺りはパニック状態になった。
帆を尻にかけて風を受けて急いで逃げるような、その焦りや急ぎ具合が伝わってくる表現だね。