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【一日敵を縦せば数世の患い】の意味と使い方や例文(語源由来)

一日敵を縦せば数世の患い

【ことわざ】
一日敵を縦せば数世の患い

「縦せば」は「縦さば」ともいう。
【読み方】
いちじつてきをゆるせばすうせいのうれい

【意味】
わずか一日でも敵を討つ手を緩めると、数代先までの災いの原因になるということ。

「縦す」は、見逃す、許容するの意。
【語源・由来】
春秋左氏伝しゅんじゅうさしでん」から。
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「一日敵を縦せば数世の患い」の使い方

ともこ
健太くん。そっちにいったわよ。
健太
こんな虫一匹くらい逃がしてもいいじゃないか。
ともこ
一日敵を縦せば数世の患いというわよ。一匹が一万匹になって襲ってくるかもしれないわよ。
健太
それは怖いね。

「一日敵を縦せば数世の患い」の例文

  1. 一日敵を縦せば数世の患いというから、情に流されず攻撃の手を決して緩めない。
  2. 武士は一日敵を縦せば数世の患いと考え、敵の武将の家族親族まで全員手にかけた。
  3. 一日敵を縦せば数世の患いというが、なぜあの時許してしまったんだろう。
  4. 一瞬の気の迷いが一生どころか何世代にもわたる患いになるとは、一日敵を縦せば数世の患いとは本当だな。
  5. 一時の感情で敵を許したため、一日敵を縦せば数世の患いとなり子孫に迷惑をかけることだってある。

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