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【先入主となる】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【ことわざ】
先入主となる

【読み方】
せんにゅうしゅとなる

「せんにゅう、しゅとなる」と読む。

【意味】
前から持っている固定的な観念が、新しい考えに対して制約を加えるということ。

【語源・由来】
前もって抱いている考えが主となり、後からの考えが従となるという意から。この語から「先入観や」「先入主」という語が出来た。

【出典】
漢書

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「先入主となる」の使い方

健太
ともこちゃんのお姉さんは、きれいだけどとてもこわいと言う噂を聞いていたから、先入主となって、あいさつを交わすようになった今でも一瞬身構えてしまうんだよね。
ともこ
あら、お姉ちゃんは、本当にこわいわよ。曲がったことが大嫌いで、昔この辺の不良たちのリーダーだったのよ。
健太
ええっ?それは本当なの?これから、余計に身構えてしまうじゃないか。
ともこ
大丈夫よ。根はやさしくて、あいさつができるきちんとした人に対しては、何も言わないから。

「先入主となる」の例文

  1. 小さいころ、祖母が私に教えたことは、先入主となって、私の胸の底に潜むようになった。
  2. 年をとると、どうしても経験が先入主となり、若い人の考え方につはついていけなくなる。
  3. 先入主となったものの考え方が、間違っていたことをともこちゃんに教えられたんです。
  4. 前もって、彼に対する低い評価を聞いていたので、それが先入主となって、私も彼を見下していたような気がします。
  5. 悪いことをすると異人さんに連れていかれるよという父の脅しが先入主となって、私は大人になった今でも外国の人が怖いのです。
  6. 茶髪の日本人は軽い人と、先入主となっていたから敬遠していたのだが、今日出会った茶髪の彼は大変面白い人だった。

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