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【其の本を揣らずして其の末を斉しゅうす】の意味と使い方や例文(出典)

其の本を揣らずして其の末を斉しゅうす

「其の本を揣らずして其の末を斉しゅうす」の意味(出典)

意味【ことわざ】
其の本を揣らずして其の末を斉しゅうす

【読み方】
そのもとをはからずしてそのすえをひとしゅうす

【意味】
根本的なことをよく考えず、目に見える先のほうばかりそろえ判断するようではきちんと比較できない。比較する時には、同じ基準で行う必要がある。

ことわざ博士
「其の本を揣らずして其の末を斉しゅうす」ということわざは、比較する時には、同じ基準で行う必要があることを表しているよ。
助手ねこ
あー、なるほどな。それはつまり、あー、なるほどな。つまり、「比べる時には、同じ基準で比べなあかん」ってことやな。

それぞれが違う方法や基準で比べたら、ちゃんと公平な結果が出ないねん。だから、比べる時には同じルールでやらなあかんってことやねん。

【出典】
孟子もうし

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「其の本を揣らずして其の末を斉しゅうす」の解説

カンタン!解説
解説

「其の本を揣らずして其の末を斉しゅうす」という言葉は、物事を評価する際には、表面的な部分だけでなく、その根本や本質をしっかりと理解する必要があるという意味を持っているんだよ。この表現は、表面的な比較や判断を避け、物事の本質や根底にある要因を考慮することの重要性を強調しているんだね。

このことわざでは、「其の本」とは物事の根本や本質を指し、「其の末」とは先の部分や表面的な側面を表しているよ。「揣る」とは推し量る、調べるという意味があるんだ。「斉しゅうする」とは、均一にする、そろえるという意味なんだ。

この言葉は、目に見える部分だけではなく、物事の深層にある本質や原因を理解しなければ、適切な評価や判断はできないという教訓を伝えているよ。このことわざは、表面的な観察や単純な比較ではなく、深い分析や理解が必要であることを示しているんだ。

この言葉は、ビジネス、教育、日常生活のさまざまな状況において、物事を公平かつ正確に評価するためには、その本質や根本を理解することが不可欠であるという教えを含んでいるんだね。このことわざは、物事の深い理解と正しい判断を行うために、表面的な見た目や結果だけでなく、背後にある原因や本質を見極めることの大切さを教えてくれるんだよ。

「其の本を揣らずして其の末を斉しゅうす」の使い方

健太
これは単位が違うから比べても正確な値はでないね。
ともこ
国によって単位が違うのは面倒ね。
健太
其の本を揣らずして其の末を斉しゅうすというから共通の単位に直さないといけない。世界共通にすればいいのに。
ともこ
統一と言えば、年号と西暦両方覚えないといけないのも面倒よね。
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「其の本を揣らずして其の末を斉しゅうす」の例文

例文
  1. 其の本を揣らずして其の末を斉しゅうすというが、学校の成績は先生の主観が入るので不公平だ。
  2. 世界のルールを共通化しないと、日本のルールでは勝てるのにアメリカのルールでは勝てないという事態が生じる。其の本を揣らずして其の末を斉しゅうすだ。
  3. 其の本を揣らずして其の末を斉しゅうすというから、評価基準を一本化する。
  4. 十人十色、十人いれば十人の基準があるが、其の本を揣らずして其の末を斉しゅうすというので基準を統一し明文化する。
  5. 其の本を揣らずして其の末を斉しゅうすという思いから定規が生まれた。

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