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【袖振り合うも多生の縁】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

袖振り合うも多生の縁

【ことわざ】
袖振り合うも多生の縁

「袖振り合うも他生の縁」「袖すり合うも他生の縁」ともいう。

【読み方】
そでふりあうもたしょうのえん

【意味】
ちょっとした出会いも、大切にしなければいけないということ。

どんなささいなことでも、偶然に起こっていることではなく、前世からの因縁によるものだから、道で見知らぬ人と袖が振れあうようなことでも、大切にせよというたとえ。

【語源・由来】
「上方いろはかるた」のひとつ。「多生の縁」というのは、前世(生まれ変わる前)からのかかわりということ。すれちがったときに着物の袖がふれあうような小さなことでも、前世から決まっていたとする考えから。

【類義語】
・つまずく石も縁の端
・一樹の陰一河の流れも他生の縁

【英語訳】
Even a chance acquaintance is decreed by destiny.

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「袖振り合うも多生の縁」の使い方

健太
ともこちゃんと知り合えたことは、偶然じゃないと思っているんだ。
ともこ
どうしたの?健太くん。
健太
袖振り合うも多生の縁というからね。
ともこ
そうね、私もそう思うわ。

「袖振り合うも多生の縁」の例文

  1. 袖振り合うも多生の縁と言いますから、これからよろしくお願いします。
  2. 袖振り合うも多生の縁と言うでしょ。せっかく同じチームになったのだから協力しましょう。
  3. 偶然がきっかけでお話をしましたが、袖振り合うも多生の縁と言いますから、仲良くしましょう。
  4. バスでとなりの席の赤ちゃんが泣いていたので、持っていた絵本を貸してあげた。袖振り合うも多生の縁だね。
  5. 袖振り合うも多生の縁と申しますから、前世もどこかでお会いしているのかもしれませんね。
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