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【創業は易く守成は難し】の意味と使い方や例文(語源由来・英語訳)

【ことわざ】
創業は易く守成は難し

【読み方】
そうぎょうはやすくしゅせいはかたし

【意味】
創業など、新しく物事を始めるよりも、それを衰えさせないように守り育てることのほうが難しいというたとえ。

【語源・由来】
「貞観政要(じょうがんせいよう)」論君道(ろんくんどう)より。

唐の太宗(たいそう)という人物が、「帝王の業は、創業と守成とどちらが難しい」と側近に尋ねたとき、宰相の房玄齢(ぼうげんれい)は「創業が難しい」と答え、名臣の魏徴(ぎちょう)は「守成が難しい」と答えたが、それに対して太宗は「創業の難事は過去の事、今は守成の難事に当たろう」と述べたという故事に基づいている。

【英語訳】
One hath more ado to preserve than to get.

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「創業は易く守成は難し」の使い方

健太
ぼくは、将来社長になりたいと思っているんだ。
ともこ
きっと大変なことが、たくさんあるかもしれないわね。
健太
創業するよりも、会社を守ることの方が大変だと叔父さんが話していたよ。
ともこ
創業は易く守成は難しというものね。

「創業は易く守成は難し」の例文

  1. 創業は易く守成は難しというけれど、二代目の社長に代わった後に経営難になることが多いらしい。
  2. 彼女は親の会社を継いだらしいが、創業は易く守成は難しというように、大変な思いをしているようだ。
  3. 創業は易く守成は難しというが、彼が社長を継いでからも経営が安定しているとは、素晴らしいことだ。

まとめ

創業など物事を始めることは、大変なことではないでしょうか。
しかし、創業は易く守成は難しというように、守り育てていくこともまたそれ以上に大変なことなのですね。


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