「衆口は禍福の門」の意味(出典・語源由来)
【ことわざ】
衆口は禍福の門
【読み方】
しゅうこうはかふくのもん
【意味】
他人が言うことには注意しなければいけないということ。
ほな、「人の話は禍(わざわい)か福かの入り口や」ってことか。つまり、人が何を言うかによって、ええことも悪いことも起こるかもしれへんってわけやな。
だから、何か言われたら、その言葉をよう考えてみて、どんな結果を招くかをしっかり見極めんといかんのや。
【出典】
「国語」
【語源・由来】
世間の人々の噂、評判のために災いを招いたり幸せになること。
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「衆口は禍福の門」の解説
カンタン!解説
「衆口は禍福の門」ということわざは、多くの人が言うことには注意が必要だっていう意味なんだよ。人々の噂や評判っていうのは、時には災いをもたらしたり、逆に幸せを運んできたりするからね。
例えば、学校や町で誰かのことをみんながほめたり、いい評判を広めたりしたら、その人は幸せな気持ちになるし、チャンスが増えるかもしれない。でも、悪い噂が広まったり、誤解されたりしたら、その人にとってはすごく辛いことになるよね。このことわざは、人々の言葉がどれだけ力を持っていて、人の運命を左右することがあるかを教えてくれているんだ。だから、言葉を使う時はいつも慎重にしようね。
「衆口は禍福の門」の使い方
噂ではあの大学は今年穴場らしいよ。
衆口は禍福の門よ。鵜呑みにしないで自分で考えた方が良いわ。
穴場って聞いたから願書を出しちゃったよ。
そう思った人が殺到して結局倍率が上がりそう。
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「衆口は禍福の門」の例文
- 衆口は禍福の門というから世論に注意し政治を行う。
- 食べログの評価で売り上げが増減するので、衆口は禍福の門と考える。
- 発言に気をつけていないと、衆口は禍福の門といい人生を左右しかねない。
- 世間の評判は、衆口は禍福の門だからお客様は神様ですの精神を忘れない。
- 衆口は禍福の門だから、情報の取捨選択に長けていないと生き抜くことができない。
人の言葉は、幸せをもたらすこともあれば、災いを引き起こすこともあるからね。