「太鼓も撥の当たりよう」の意味(語源由来)
【ことわざ】
太鼓も撥の当たりよう
【読み方】
たいこもばちのあたりよう
【意味】
やり方しだいで相手の反応も変わることのたとえ。
「撥」は、太鼓などの楽器を打ち鳴らす棒。「桴」とも書く。
おお、それは「太鼓も撥の当たりよう」ということわざやな。太鼓をたたくばちの当たり方次第で、太鼓の音が大きくもなったり小さくもなるんや。
それと同じで、人との関わり方や相手に対する対応も、自分のやり方しだいで変わるってことやねん。ちょっとした態度や言葉の選び方で、相手にどんな印象を与えるかも変わってくるんやで。
太鼓のたたき方しだいで音が大きくも小さくもなるということ。
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「太鼓も撥の当たりよう」の解説
カンタン!解説
「太鼓も撥の当たりようは」っていうことわざはね、太鼓を叩くときに、どのように叩くかによって音が大きくなったり小さくなったりするということを表しているんだよ。
例えばね、太鼓を力強く叩けば大きな音が出るし、そっと叩けば小さな音が出るよね。それと同じで、人と接するときも、自分の態度や様子によって相手の反応や応じ方が変わるんだよ。
もしもあなたが笑顔で明るく話しかけたら、相手も笑顔で応えてくれるし、優しく接したら相手も優しく応えてくれることがあるよね。逆に、無愛想な態度や厳しい様子で接したら、相手もそれに合わせて反応することがあるんだよ。
だから、このことわざは、「太鼓を叩くように、自分の態度や行動で人との関係や相手の反応が変わる」ということを教えているんだ。大切なのは、相手を思いやって、適切な態度や言葉で接することなんだよ。
「太鼓も撥の当たりよう」の使い方
教える人によって成績が全然違うね。
太鼓も撥の当たりようってね。熱心な先生だと、それにこたえるかのように生徒も勉強熱心になるわよね。
熱心さにこたえてくれたら教師冥利に尽きるね。
教師はやりがいのある仕事よね。
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「太鼓も撥の当たりよう」の例文
- 子供がグレたらそれは親の責任でもある。太鼓も撥の当たりようだ。
- 客の感じが悪いなと思ったら自省すると良い。太鼓も撥の当たりようといい、接客態度に難があるかもしれない。
- 隠していても好悪は相手に伝わりやすく、太鼓も撥の当たりようというように自分の感情を受けた反応を返してくるものだ。
- 人とのかかわり合いは避けて通れないが難しく考える必要はない。太鼓も撥の当たりようのごとく、こちらが誠実な対応をすれば、同じように対応してもらえるものだ。
- 自分の態度次第で太鼓も撥の当たりようというように、相手の反応は良くも悪くもなる。
同じように、人との関わり方や応じ方もやり方次第で変わることを教えているよ。