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【太鼓を打てば鉦が外れる】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

太鼓を打てば鉦が外れる

「太鼓を打てば鉦が外れる」の意味(語源由来・類義語)

意味

【ことわざ】
太鼓を打てば鉦が外れる

【読み方】
たいこをうてばかねがはずれる

【意味】
何かをすればもう一方が疎かになる。一度にたくさんのことはできないということ。

「鉦」は、たたいてならす小型の楽器。
ことわざ博士
「太鼓を打てば鉦が外れる」ということわざは、一つのことに集中すると、他のことがおろそかになってしまうことを表しているんだよ。

太鼓を叩くことに夢中になると、もう一方の鉦を叩く手がおろそかになってしまうんだ。

助手ねこ
なるほど〜。つまり、「一つのことに夢中になりすぎると、他のことがおろそかになる」ってことやな。

太鼓を叩くのに夢中になって、もう一方の鉦を叩くのを忘れちゃうってことやねん。まあ、二つのことを同時にやるのは難しいってことを教えてくれてるんやな。

【語源由来】
太鼓を打つことに気を取られると、鉦をたたく手がおろそかになる意から。

【類義語】
・田の事すれば畑が荒れる
・念仏申せば鉦が外れる
・鉦叩きゃ念仏外れる
・櫓を押して櫂は持たれぬ

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「太鼓を打てば鉦が外れる」の解説

カンタン!解説
解説

「太鼓を打てば鉦が外れる」っていうことわざはね、あることに集中していると、他のことをおろそかにしてしまうっていう意味なんだよ。

例えばね、太鼓を打つ時には、太鼓に集中してリズムを刻んでいるけど、その間に鉦を叩く手がおろそかになっちゃうことがあるんだよ。

「鉦」っていうのは、小さい楽器で、叩いて音を出すんだ。太鼓と一緒に演奏されることが多いんだけど、太鼓に夢中になってしまうと、鉦を叩くことを忘れてしまうっていうことなんだ。

つまり、「太鼓を打てば鉦が外れる」は、一つのことに夢中になると、他のことがおろそかになるということを教えているんだよ。大切なことは、一つだけではなく、バランスよく、いろんなことに気を配ることなんだね。

「太鼓を打てば鉦が外れる」の使い方

ともこ
健太くん。こっちの作業が疎かになっているわよ。
健太
不器用だから、二つも並行してやるのは無理なんだよ。
ともこ
太鼓を打てば鉦が外れるってやつ?じゃあ、こっちを優先してやって。
健太
それならできる。アイアイサー。
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「太鼓を打てば鉦が外れる」の例文

例文
  1. 育児と仕事の両立は難しい。太鼓を打てば鉦が外れるということを政府の皆さんや、世の男性は分かっていない。
  2. 二兎を追えと先生に言われるが、太鼓を打てば鉦が外れるから不可能だ。
  3. 太鼓を打てば鉦が外れるように、二つのことは同時には無理なので目が出なさそうな音楽活動を諦めて料理の修行に専念する。
  4. 複数のことをやると太鼓を打てば鉦が外れるごとく、いずれかが中途半端な結果になるのが目に見えている。
  5. 習い事を増やしたいだって?太鼓を打てば鉦が外れるっていうから、もう少し極めてからにしてちょうだい。




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