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【鯛も鮃も食うた者が知る】の意味と使い方や例文(語源由来)

鯛も鮃も食うた者が知る

「鯛も鮃も食うた者が知る」の意味(語源由来)

意味

【ことわざ】
鯛も鮃も食うた者が知る

【読み方】
たいもひらめもくうたものがしる

【意味】
実際に経験したものにしか、物事の核心や違いはわからない。

ことわざ博士
「鯛も鮃も食うた者が知る」ということわざは、実際に経験した者だけが物事の核心や違いを理解できるという意味があるんだ。
助手ねこ
ああ、それはな。実際に経験した人にしか、物事の本質や違いを理解することはできへんってことやねん。タイやヒラメの味を知るためには、それを食べたことが必要やねん。

言葉や話を聞くだけでは、本当の意味や深さはわからんねん。経験を通じて直接感じることで、物事の本質や違いを知ることができるんや。実際に経験してみることが大切やねん。

【語源由来】
タイやヒラメの味はそれを食べた人だけが知っている意から。

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「鯛も鮃も食うた者が知る」の解説

カンタン!解説
解説

「鯛も鮃も食うた者が知る」ということわざは、人の話や書物で得た知識や情報だけでは、実際に経験しなければ真の理解や知識を得ることはできないということを表しているよ。このことわざは、経験が知識や理解を深める上で重要な役割を果たすことを教えているんだ。

たとえば、鯛やヒラメの味を知りたいと思っても、他人からの話や読んだ本でその味を知ることはできないよね。実際にそれらの魚を食べてみなければ、その味や食感、風味を正確に理解することはできないんだ。同様に、人の話や書物を通じて得た知識や経験も、実際に自分自身で経験してみなければ、その真の意味や価値を理解することはできないよ。

このことわざは、経験を通じて得た知識や理解は、他の人とは異なる独自の価値を持つことを示しているんだ。他人の話や書物は重要な情報源ですが、それらを補完するためにも、自ら経験を積むことが大切なんだ。自ら行動し、経験を積むことで、深い洞察や知識を得ることができるんだよ。

「鯛も鮃も食うた者が知る」の使い方

健太
世界三大珍味っておいしいらしいね。
ともこ
鯛も鮃も食うた者が知るっていうから、食べてみないと分からないわね。
健太
百聞は一見に如かずだね。
ともこ
というわけで、今すぐ買ってきてよ。
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「鯛も鮃も食うた者が知る」の例文

例文
  1. アメリカは自由と成功の国らしいが、鯛も鮃も食うた者が知るというから一度足を運んでみよう。
  2. 鯛も鮃も食うた者が知るというのに、彼はネットで得た情報をさも経験したかのように語るから嘘くさい。
  3. やはり実際に見るのと図鑑で見るのとは違う。鯛も鮃も食うた者が知るだ。
  4. マーライオンはがっかり観光スポットベスト3らしいが、鯛も鮃も食うた者が知るというから、この目で見ないと何とも言えない。
  5. 聞いて知っていても意味がない。鯛も鮃も食うた者が知るというから経験することが大事だ。




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