「沢庵の重しに茶袋」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
沢庵の重しに茶袋
【読み方】
たくあんのおもしにちゃぶくろ
【意味】
効果がないこと。
「茶袋」は、お茶の葉を入れる袋。
「沢庵の重しに茶袋」ということわざは、本来の役目を果たすことができない、効果が期待できない状況を表しているんだよ。
あー、なるほどな。つまり「役に立たないこと」を指してるんやな。沢庵漬けを作る時に、茶袋を上にのせても、全く重しにならへんやろう。
それと同じで、何かが全く役に立たへんときのことを言うんやな。これは、ちゃんと目的にあった道具や方法を使わなあかんという教えやな。
【語源由来】
沢庵漬けの重しに軽い茶袋を使っても、少しも効かないことから。
【類義語】
・糠に釘
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「沢庵の重しに茶袋」の解説
カンタン!解説
「沢庵の重しに茶袋」っていうことわざはね、効果が全くない、役に立たないことを表しているんだよ。
例えば、大きな問題を解決しようとして、ちっぽけな方法を使うのは、まるで沢庵漬けを作るときに軽い茶袋を重しに使っても効果がないのと同じだよ。たとえ何度やっても、その方法では問題は解決しないんだ。
沢庵漬けを作るときには、キュウリをしっかりと押さえつけるために重しを使うんだけど、茶袋なんて軽すぎて全然役に立たないんだよ。それと同じように、このことわざは、何をやっても全く効果がない、役に立たないことを教えてくれているんだね。
「沢庵の重しに茶袋」の使い方
健太くんにお説教をしても沢庵の重しに茶袋ね。
そうなんだよ。ようやく気が付いてくれた?
健太くんのためを思って説教しているのに。
それが余計なおせっかいなんだよ。
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「沢庵の重しに茶袋」の例文
- 急激な円安に政府が介入したが、沢庵の重しに茶袋だった。
- 少子化対策のアイディアを首相が発表したが、沢庵の重しに茶袋できっと何にも変わらない。
- 試験前に一夜漬けで勉強しても沢庵の重しに茶袋だ。コツコツやるしかないんだ。
- 防波堤を築いても沢庵の重しに茶袋で、自然の力の前に人間は無力だ。
- マスクをしても感染対策にならない。沢庵の重しに茶袋だと健太くんは言う。